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2011年11月15日 (火)

お弁当屋さんの意外なヒミツ。

こんな話を聞いた。

ある職場には仕出しのお弁当屋さんが3軒入っている。
朝、電話で注文するとお昼に届けてくれるそうだ。
ところが、そのうちの1軒がご主人が病気になってしまい、しばらく休業することになってしまった。
これによって、一番困ったのは誰か?

注文する人、と思ったでしょ?
半分正解だけど完全な正解じゃない。正解は、「ほかの2軒のお弁当屋さん」だったのだ。

なんでか。
3軒分の注文を2軒でさばかなきゃいけなくなったため、生産範囲を大きく超えてしまい、結果として注文を断ることになってしまったのだ。
それはそれなのだが、注文を断られたほうとしては弁当にありつけなくなってしまったわけだから、外食やコンビニに行ってしまい、そのうち仕出し弁当自体を頼まなくなってしまい客離れが進んでしまう、とゆうことなのだ。

幸いにも、休業していたお弁当屋さんはご主人が1ヶ月程度で復活したため今も平和なお弁当ワールドが展開されているそうだ。
なんでもかんでも、ライバルはいなくなればそれでよし、とゆうわけではないのだな。

商店街ってこれに近いんだと思う。
共存共栄で街の反映を守る、みたいなね。

世の中は意外なバランスでつながっている。
表面だけを見ないで、物事の本質を見る目を養うことが必要なのである。
勉強、勉強。

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