家じゅう丸ごと芳香化計画!
いきなりさわやかに変態チックで恐縮なのだが、私はニオイフェチである。
季節によっては鼻炎で使い物にならなくなる鼻であるが、私の五感の中では比較的まともに働く器官なので、とにかくニオイフェチである。
実際、「そうでもないな…」とゆう女性でも、いいニオイがすれば私はだいたい落ちる。
私の中では、好みの中の「ニオイ」はかなりのファクターを占めているのだ。
だから「マックスファクター」って言うではないか。
…違うな、これ。
ニオイの中でもシャンプーのニオイなんかいいね。
いいニオイの女性なんかがいるとあとをついて行きたくなっちゃう。
…もちろん実際にはやらないけどね。
ああ、変態変態、と。
でも、これは私だけではなくて女房もそうらしく、二人で街中を歩いているときに「今のお姉さん、チョーいいニオイしなかった?」「したした!!」なんて会話もよくするので、ニオイとゆうのはやっぱり誰でも気になるモノなのだ。
…と自分を正当化してみる。
元々ニオイフェチだった私が、最近さらにニオイが気になってきたのは自分の体臭が原因なことに他ならない。
特に今年の夏はひどくて、自分でも「ワッ!ワッ!!ワッ!!!」って思うことが多かったのである。
夏の間、私の脳内に占める割合の7割はデオドラント関係だったに違いない。
脳内メーカーで見たらほとんどの部分が「臭」だったと思う。
これって加齢臭ってこともあるんだろうけどな、とかなりガッカリしたのだ。
それでも、一応それなりには努力はしていたつもりで、夏の間は常にニオイを押さえることを考えていたのだ。
おかげさまで、Banやら8×4やらシーブリーズやらもう総動員だった。
自宅に置き、職場に置き、クルマに置き、カバンに持ち歩き…そりゃあもう大変だった。
でもよ、ニオイを消すことも確かに大事だけど、いいニオイがする人っているじゃない?
ああゆうニオイがするにはどうしたらいいのかね?
以前に仕事で一緒になる女性がいて、この人がものスゴくいいニオイがする人で、前々から気になっていたのだ。
別にこの人と同じニオイになる必要はないけれど、いいニオイへのステップアップとして聞いておくことに越したことはない。
ある日、意を決して「いつもいいニオイがするんですけど、なんかつけてるんですか?」って聞いてみた。
「いえ、特になにもつけてないですけど…」とやや、いやかなり引き気味で答えてくれた。(そりゃそうだ、やっぱ変態かな…)
そっか〜、つけてないのか。
じゃあ、なんなんだ?
そう思ってテレビをぼーっと見ていたら、柔軟剤のCMをやっていた。
洗濯物から花の絵が飛び出してくるよくある演出のヤツだ。
ん…?
んん…?
んんん…?
あ!
これじゃないか?
それまで柔軟剤のCMなんて腐るほど見ているはずなのに、気がつかなかったのだ。
カラダがムリなら洋服にニオイをつけりゃいい、とゆう基本的な発想が抜けていたのだ。
そうだよなぁ、だって人間、裸で出かけないもん、洋服は必ず着るもんなぁ…。
そう思い立ち女房にその理論を披露したところ、彼女も「ああ、それは確かに一理あるかも…」となったので、早速翌日に柔軟剤が多く売ってそうな大きなホームセンターに行って、片っ端からニオイをかいで気に入った柔軟剤を買って来た。
先日から使い始めたのだが、柔軟剤を入れて洗ったものが増えて来るにつれて、クローゼットの中が段々といいニオイになってきている気がするのが何となく嬉しい。
ただ思うのは、柔軟剤自体のニオイは強くても、洗濯物には薄まってつくので、最初に受けたイメージと比べると「あれ?」って思うことも多いみたい。
もちろん濃いにも限度があるんだろうけど、このあたりは更なる研究を進めて行く必要があるみたいだ。
あ〜、こうゆうのって楽しい!!!
…念のため言っとくけど楽しいのは研究であって変態じゃないからね、一応。
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