人の立場に立つって大切なこと。
最初に言っちゃいますが、今回は「なんて自分は小さな人間なんだろう」「なんて自分は物事をわかっていないのだろう」「なんて自分は思慮が足りないんだろう」とゆう反省の意味を込めて書きます。
昨年、東北地方を中心に不幸な出来事が襲いました。
東日本大震災による、地震や津波、そして原発事故です。
また、今年は例年にない豪雪に見舞われています。
うちの女房の実家も長野県なので、やはり大雪に見舞われています。
私は生まれも育ちも投稿の軟弱なもやしっ子なので、ついこんな風に思ってしまいます。
「そんな津波に襲われるような場所に住まなきゃいいのに。」
「そんな大雪が降るような所に住まなきゃいいのに。」
と。
でも、人々はそこに住まい続け、復興に向けて困難に立ち向かっています。
なんでだろう?
と、こんな疑問を持つこと自体が奢り高ぶっているのですが、自分がもしも同じようなことを言われたらどうだろうか、と考えてみました。
私だって、東京以外で暮らしたことはないんですね。
私は東京しか知らない人間ですし、東京が一番いい所だと思っています。
でも東京以外の人は「あんなに人も多くて事件も犯罪も多発しているし空気も悪い東京に住み続けるんだろう?」って思っているかも知れません。
でもやっぱり私は東京以外には住めませんし、住む勇気も理由もありません。
そうゆうことなんです。
それどころか、外国の人は「あんな地震も多くて火山ばっかりの日本に生まれたからって住み続けるなんて…。そんな日本になんか住まないで海外に移住すればいいのに…。」と思っているかも知れません。
東京以外に住めないのに、私が海外になんか住めるハズがありません。
つまり、大きな理由はないけれど、そこに住み続けることは当たり前なんですね。
それがその人にとっては文化なワケです。
自分では気づいていないけれど、誇りを持って住み続けているのかも知れません。
被災地の人も、豪雪地帯の人も、そして私も。
今回は自分の見識の低さに気づいてしまい、なんだか恥ずかしかったです。
どうかみんなが愛する場所で幸せに暮らして行くことが出来ますように。
祈らずにはいられません。
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