経堂駅〜八幡山駅の実験運行のバスに乗る。
先日、ネットを見ていたら気になる記事を発見。
「世田谷区コミュニティバス、1/10から実験運行開始。」
見ると、小田急線の経堂駅から、京王線の八幡山駅の間で運行されるようです。
こりゃあ乗りに行かにゃ!…と思っていたのですがなかなか行くことが出来ませんでした。
恋い焦がれれば焦がれるほど思いは届かないものなのです。
…おおげさな。
それでも、やっと行って来ましたよ。
今回は経堂駅から乗ることにしました。
経堂駅は2年ほど前に北口のロータリーが完成して、駅前までバスが乗り入れるようになりました。
ロータリーの様子はこんな感じです。
経堂駅のロータリーまでバスが乗り入れて来るようになり、渋谷駅や梅ヶ丘駅…
希望ヶ丘団地や、千歳船橋駅までのバスが走るようになりました。
経堂駅のバスと言えばかつて南口に渋22系統のバスが渋谷駅から運行されていました。
まだ、私が子どもの頃です。
それ以前にはこのバスは渋谷駅ではなく東京駅からの運行だったんだそうです。
今でも南口はクルマの通行すら困難なくらい狭いのですが、かつてはここに中型の路線バスが走っていて、別名「人食いバス」と呼ばれ、駅前ではいつもバス会社のおじさんがバスが来ることを通行人に告知したり、自転車をどかしたりしていました。
今になると信じられない光景です。
現在では渋谷駅からは梅ヶ丘駅を経由して北口にバスが発着しています。
ちなみにロータリーが出来るまでは、少し離れた所に千歳船橋駅〜梅ヶ丘駅のバスが来ていました。
ちなみにバス停の名前は「経堂」でしたが、ロータリーができた現在では「経堂駅入口」に名前が変わっています。
ついでに反対側も。
渋谷駅で「経堂駅」のゆき先を見かけた時は懐かしい気持ちになりました。
あ、この写真は経堂駅前で撮った物ですけどね。
尤も、かつて南口に発着していたバスは東急バスで、現在北口に発着しているバスは小田急バスという違いがあるのですが。
渋谷駅に行くバスは梅ヶ丘駅に発着していたのですが、経堂駅のロータリーが完成したことに伴い経堂駅まで延長されました。
実はここまで使った写真は2年前に北口にロータリーが出来たときに取材に行って撮ってきたものです。
日付が2009年10月になっているので間違いないです。
取材はしたけどこのブログには載せてなくて、いつ載せようかどうしようかと思っていたので、日の目を見ることが出来てなによりです。
さて、ここからが今回の取材の記事です。
実験運行は小田急と京王の共同運行です。
つまり、経堂で共同運行なのです。
…あ、どうでもいいですか?
この共同運行、経堂駅には小田急バスのみが、反対の八幡山駅には京王バスのみがそれぞれ運行されているので仕方ないことでしょう。
バスマニアとして楽しみだったのは、経堂駅に京王バスが来ることです。
さて、バスに乗るのに経堂駅に来てみました。
お知らせがバス停に貼ってあります。
運賃は200円。
小田急バスが京王バスに合わせたのでしょう。
小田急バスは元々運賃が210円。
京王バスは元々運賃が200円。
でも小田急バスはここだけじゃなくて、どこでも共同運行じゃなくても京王バスと並行して走る区間の運賃は200円に設定しているのです。
エラいぞ!小田急バス!
運行は30分ヘッドですね。
まあ、実験運行だしこんなモンでしょう。
で、京王バスが来るかと期待していたのですが、来たのは小田急バスでした。
ちょっと残念だったのですが、30分ヘッドの運転で時間もなかったので乗ることにしました。
先頭のバナーがなんとも誇らしげです。(そうでもないかな…)
方向幕(といってもLEDだけどね)が「小田急」のままだったのは残念でしたが。
ROMでちゃんと作ってくれればいいのに。
さて、出発。
今回の路線は小田急の既存路線と、京王の既存路線をくっつけただけなので、未開の地にバスがグイグイ潜り込んで行くようなワクワク感はないのですが、それでも小田急の既存路線から京王の既存路線に乗り入れた時はやっぱりワクワクしましたね。
それで、あっとゆう間に八幡山駅に到着。
車内のLEDには「八幡山駅」の文字が。
なんてことはない表示ですが、これは小田急バスの車内なのです!
わ〜い!…とゆうような喜びがマニア以外には伝わらないのが何とも切ないのですが。
八幡山駅についてバスから降りながら気がつきました。
あ、そうだ、八幡山駅だって京王バスしかないんだから小田急バスが停まっている光景はレアだぞ、と。
そう思い、バス停とのコラボレーションをパチリ。
まぁ、八幡山駅から発着している京王バスだって実は世田谷区のコミュニティバスで、八幡山駅自体にバスが開通したのも最近のことです。
ラッピングとかしないで、京王バスの塗色のまま走っているのでコミュニティバスとゆう認識は低いのですが、じつはそうなのです。
八幡山に快速電車が停まるようになったのもこのバスのおかげでは、という真しやかなウワサもあるくらいですから。
さてさて、この実験運行の結果で正式路線になるかどうかが決まるんですよね。
正式路線になるといいなぁ。
路線としてはちょっと地味な気がしないでもないんだけどね。
赤堤通りは全体的に路線バスが走ってるから。
それならばほとんど路線バスが走っていない城山通りを…とか思っちゃったりはしますが、やっぱり正式路線にはなって欲しい。
30分に1本でも十分。(「じっぷん」じゃないよ。わかってるって?)
だって、田無に行ったら吉祥寺に行くバスは30分に1本だし、青梅に行くバスは1時間に1本だよ。
世田谷区民はゼイタクです!…なんちって。
でも、正式路線になったアカツキには、杉並区とか練馬区とか武蔵野市とかみたいにコミュニティバスのラッピングバリバリで走ってくれることを期待しています。
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