ちょっと聞いてくださいよ。
先週は7日間ぶっ続けでお仕事だったのですよ。
それで、今日だけお休みで、また明日から7日間ぶっ続けで仕事です。
いや、ご商売をやられている方なら「そんなの当然じゃん」って言われるかも知れませんが、土日に慣れてしまったへなちょこサラリーマンにはキツいのですよ。
…と、ちょっとグチってみたかったんです、スンマヘン。
そんなワケで今日は休みでした。
そしたらですよ、何の冗談か女房も休暇を取っていました。
…非常にイヤな予感がします。
さて、今朝。
とりあえず朝寝を決め込もうと思いましたが、残念ながら6時半に起床。
普段はコレでもか!ってくらい朝弱いのに、いつもと同じ事のできない変化に富んだ人生を歩みたがる自分に嘆きつつ、せめて朝湯だけでも決めてやろうかと風呂に入ることにしました。
いやぁ悪くない。
これで朝酒でもキメれば小原庄助さん、あ、ダメか、朝寝ができてねーか、じゃー風呂から上がったら寝てやろうかな、なんてひとり湯船につかりながら考えていました。
しかし。
そんなに世の中は甘くありません。
風呂から出たら我が家の鉄壁が既に起床しておりましてバババン!と登場です。
ついでに毛だらけムスメも起きています。
「さて、今日は布団を処理します。」
なんだよ、処理って。
布団に爆弾でも仕込んであんのか?
聞けば春先から使ってた布団を真空パックに入れてしまうんだそうです。
あー、そうゆうことね。
我が家は冬でも毛布1枚とあい掛け、春と秋はあい掛けのみ、夏はタオルケット1枚になります。
ほかはどうだか知りませんが、かなり経済的とゆう名のおケチではないかと。
「この布団、洗濯もしたんだからね。」
どうだ!と言わんばかりの女房ですが、エラいのはオマエじゃなくて洗える布団だろ、とノドまで出かかっている言葉を飲み込みます。
夫婦円満でいる秘訣は「言ってもどうにもならないことは言わないこと」です。
その秘訣はほとんどの場合、私が実践していると思っています。
「これさ、あたし毎年ひとりでやってんだからね。」
わかったわかったオマエはエラい。
こうゆうことは積極的に口に出します。
そして、そこそこでやめておくのがコツです。
さて、仕上げに真空パックに入れるのですが、「とおちゃんさぁ、そっちの端っこから転がってきて」と。
おかげさまで部屋の中をゴロゴロと転がるハメに。
途中で毛だらけムスメが「ぴのこもてつだう〜!!」と入ってきましたが、オマエが手伝うとしまう布団が毛だらけになってかあちゃんに怒られるぞ!って言ったら部屋の隅でえぼつってました。(「えぼつる」とは信州弁で「むくれる・いじける」の意味です。)
「これさぁ、毎年やるときにとおちゃんいてくれればなぁ、って思うんだよね」と女房。
待て待て、去年まで休みは同じ日だったろ?
私がやると不器用でオマエの倍の時間がかかるから、私のいない日を選んでやってるのはオマエだろ?
いかにも私が悪いような言い方をするんじゃない!
…もちろん、口には出しません。
すっかり布団もぺっちゃんこになって無事に押し入れに。
よかったよかった。
「いやぁ、さすがだね。真空パック作成専用デブ、って感じだね。」
あのなぁ、人を「シャア専用ザク」みたいに言うな!
オマエ、ぶっ飛ばすぞ!
…もちろん、口には出しません。
では、来年からは例年通り私のいない日に実施してください。
コレも言いません。
沈黙は金です。
ついでに「真空パック作成専用デブ」に変わる呼び名も募集して…ないない。
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