埼玉ざんまい。
今年も秋が深まり、彼岸花の咲く時期になりました。
埼玉県日高市の巾着田には見事な彼岸花が咲きます。
毎年、コレを見に行くのが楽しみなのですが、今年から営業所勤務になり、土日が休みになったので女房と休みが合わず、結局今日になりました。
インターネットで見ると見頃は過ぎているようですが、それでも見られるだろう、と思って行ってきました。
とにかく混んでました。
いつも混んでるには混んでますが、こんなのは初めてすね。
高速降りてからここまでミッチ
3連休の最後だし、曼珠沙華祭りも今日までで
予想通り今年の見頃はおし
今年は台風にもや
メインは女房が写真を撮影することなんですが、今年は早
よかったね、ピノコ。
彼岸花ってのは見頃が終わるとどろど
見るとちょっと悲しくなります。
さて、その後、こちらもおなじみのサイボクに行き買い物をしたあと、入間の三井アウトレットパークに行きました。
ここはピノコを抱っこしていれば入れるお店がたくさんあるので
なんで来たのか?
クルマですよ。
…そうゆう意味じゃありませんね。
我が家にですね、先々週ワークパンツのお尻を破っちゃったものスゴいデブがいるからです。
…私ですよ。
アウトレットに着いて1軒目に入りましたがサイズがありません。
まったく、どの商品でもXLぐらい作れよな、とか思っちゃいますが、悪いのはデブな私であって、お店ではありません。
仕方ない、買う物がないのでお店から出ました。
目の前で小さな女の子が泣いています。
「ママ〜、ママ〜」って。
どっからどう見ても迷子ですね。
う〜ん、私の人生というのは困った人によく会うようにできている気がします。
周りの人は声をかけようか逡巡しているみたいです。
まぁ、最近物騒なことも多いしね。
自分が怪しまれても…という気持ちがあるのはわからないでもありません。
でも、こうゆうとき見過ごせない、困った性格なんです、私という人間は。
かがんで、その子の顔を見ながら声をかけてみる。
「ママいないの?迷子になっちゃった?」
泣きながらその子がうなずきます。
はい、迷子決定です。
私は人相は悪いですが人はいいんです。
子どもにはそれが分かるんですね。
私も子どものころは迷子の常連でした。
なので、こうゆう時の気持ちがよぉくわかります。
さぁ、どうする?
迷子センターに連れてくか?
もう一回聞いてみます。
お名前は?
「まつうらこなつ(仮名)」
おいくつですか?
「ろくがつでよんさいになったの」
うん、コレだけの受け答えができるならシッカリした子だな。
どこまでママと一緒にいたの?
「おみせまで」
あららのら。
ここはアウトレットだからお店だらけだぜ〜。
こんなお店だらけの場所ですよ。
こんな小さい子が遠くのお店から歩いて来るわけがない。
ママはこの辺にいるはずです。
女房の的確な判断です。
コナンもビックリです。
周りを見回してみました。
子どもを捜してるお母さんがいないかな?
いないようですね。
いや、見えないだけかもしれません。
よし、こうなりゃ…。
「こなつちゃんのママ〜!いませんか〜!」と叫んでみました。
残念ながら反応はありません。
じゃあ、この辺りのお店で待たせた方がいいですね。
遠くに行かない方がいいです。
そう判断した女房が目の前の店の店員さんを呼びに行きました。
その間、私がこなつちゃんをあやします。
ほら、ワンワンいるから泣かないで。
ピノコは子どもが大好き。
ぴのこがいるからなかないでちゃん、とどこか心配そうです。
そしたら泣きやんでくれました!
ピノコエラい!
店員さんが来たので、こなつちゃんを引き渡してその場を離れました。
だって、お母さんに会えるまでずっと一緒にいたら恩売ってるみたいでやらしいじゃないですか。
店員さん、こなつちゃん4歳ね。
よろしくね。
ま、とりあえずこれで何とかなるでしょう。
ホッとしてその場を離れました。
そこから移動を始めて5軒くらい隣の店の前を通りかかったところで、キョロキョロしてる女の人がいる。
どう見ても誰かを探しています。
「こなつ〜!」って。
あらま。
「アナタ、こなつちゃんのママ?」と声をかけてみると「はい!」って。
おおそうか!
こなつちゃんのママ、発見。
大丈夫、こなつちゃんいるから!
私も少し慌ててこなつちゃんを預けた店に戻りました。
店に飛び込んで、こなつちゃん!ママいたよ!、と声をかけました。
喜ぶこなつちゃん。
無事、親子再会です。
よかった、よかった。
そのあとどうなったか?
そんなことは知りませんよ。
だって、私はこなつちゃんのママを店の中に呼んだところで店の外に
親子が再会できればそれで良いのです。
その後はぜんぜん興味なんかありません。
お礼なんか言われたら照れ臭くて死にたくなる。
何にしても、よかったよかった。
人助けは自己満足の為にするのです。
その結果、人が喜んでくれたらそれが幸せなんです。
どんな理由と状況であれ、迷子が出るのは親が悪いんだからね。
迷子になりやすい子から目を離すんだから。
おっと。
この辺でやめときましょう。
これ以上言うと自分の母親にこれから謝りに行かなきゃならなく
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