目からウロコです。
いやぁ、今日はいい天気でしたな。
仕事してる場合じゃありませんぜ、ダンナ、って感じでしたよ。
通勤途中に、このまま電車を降りずにどっかに行ってやろうかしら?とかって思っちゃいました。
さてさて、昨日の夜中に風呂に入ってましたら足の爪が割れてることに気づきました。
よく見たら随分と伸びております。
マッサージに行くと足もやってもらうんですが、先生に「野郎、随分と伸びてやんなぁ。腹が邪魔で足の爪、切れねーのか?」なんて思われてたに違いありません。
そうなんですよ。
よく、「足の爪切れる?」とか「靴下履ける?」なんて聞かれるんですけどね。
失礼な。
切れますし履けますよ。
あたしゃ自慢じゃありませんが体重が0.1トンになったときだってちゃんとできてましたよ。
そんで爪を切ったワケですが、なんせ夜中じゃありませんか。
まぁ、縁起が悪いなぁ、なんて思いましてね。
昔から「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」なんてことを申します。
罰当たりだなぁ、なんて思いながら爪を切ってたワケですよ。
この「親の死に目に会えない」ってのは単なる迷信だと思ってたんですよ。
たまたま親の死ぬ場面に立ち会えない、って根拠のないただの迷信、とかと思ってたんです。
縁起が悪いからこうなる、と思ってたんです。
ところが、調べてみるとちょいと違うらしい。
昔は明かりはロウソクか行灯だったワケですから夜の手元は大変に暗い。
爪切りだって今みたいな簡単に切れるモンじゃない。
そうゆう状況で爪を切ると爪じゃなくて足の指を切っちまう。
昔は靴やら靴下なんてありませんから足の裏はほぼダイレクトに土なんですね。
簡単にバイ菌が入っちまう。
破傷風にでもなったら大変ですよ。
それこそ親より早く死んじまう。
そんなことは親不孝だから夜に爪を切るのはおよしなさい、ってこうゆうワケです。
つまり、「親の死に目に会えない」ってのは逆さ仏になるってことだったんですね。
こうなるとこれは単なる迷信ではなく、リッパな戒めです。
いやぁ、恥ずかしながら初めて知りました。
ショートケーキ…じゃねーや、消毒液のある時代に生まれてホントによかったですよ。
…その前に爪を切るなって。
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