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2013年3月26日 (火)

卵かけご飯。

柳家小三治という噺家さんがいます。
志ん朝、談志亡き後、現代の名人のひとりに数えられる噺家さんで、私は小三治師匠が大好きです。
この小三治師匠、とにかくマクラが長いことで有名です。
マクラとゆうのは落語の本編に入る前の導入部分のことで、そのマクラの内容次第で本編の噺が面白くもなったりそうでなくなったりもします。

その小三治師匠のマクラだけを取り出した、とゆうかマクラだけで終わっちゃう噺のひとつに「卵かけご飯」とゆうのがあります。
私もそうなんですが、小三治師匠も卵かけごはんが大好きなんだそうで、子どもの頃からなぜこれが好きなのか面白おかしく聞かせてくれます。

小三治師匠は、卵かけご飯はとにかく卵をよく混ぜて白身がくったりした状態でご飯にかけてから、全ての米粒に卵が絡むようにまんべんなく丁寧に混ぜるのが正しいと思われていたそうで、私もそう思ってましたし同じように食べてました。

でも、師匠が田舎に行った時にそこのおばさんに「都会の人間なのになんて汚い混ぜ方をするんだ」って叱られたそうなんです。
そのおばさんが言うには「卵はさっくり混ぜてご飯にかける。ご飯自体もあまり混ぜない。これによって黄身の濃いところ、白身の濃いところ、しょうゆの濃いところ、ご飯だけのところ、とひとつの茶碗の中でさまざまなバリエーションが楽しめる」ってことみたいなんです。

なるほど、言われてみれば確かにそうかも知れません。
これって、カレーにも言えることですよね。
私はカレーは一旦全部かき混ぜて、それこそ全ての米粒にカレーを行き渡らせてから食べるのが好きなんですが、あまりお行儀のいい食べ方とは言えませんね。

そういえば、卵を生で食べる文化ってのは日本にしかないそうですね。
外国では卵は加熱して食べるのが普通なので、衛生管理もいい加減、なので生で食べるなんてとんでもない、とこうゆうことなんだそうです。
逆に言えば日本は生で食べることを前提に卵を生産(?)しているっとことなんですね。
これも日本が世界に誇る食文化のひとつです。

ウマいものならイヌでも食っちゃう中国人も、「日本人は卵、生で食べるよ」って聞くと引いちゃうんだそうです。
同じようにウマいものなら芋虫でも食っちゃうアフリカの人も、「日本人は魚、生で食べるよ」っ聞くと引いちゃうんだそうです。
さらには世界中でいろんな人たちがいろんなモノを食べますが、「日本人はタコ食いますよ、しかも生で」って聞くとほとんどの国の人は引いちゃうんだそうです。
タコを食うのは日本と韓国とそれ以外の一部の国だけですからね。
これを見るだけでも日本の食文化ってスゴいですね。
日本人バンザイ!って感じです。

今日はそんなことを考えつつ、やっぱり食べたくなっちゃったので卵かけご飯にしたんですが、生卵を安全に食べられるってことは幸せなんだなぁ、としみじみとその幸せとご飯を噛み締めたのでした。
改めて日本人バンザイ。

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