毎度おなじみ、信州へGO!
さてと。
こないだが女房の母親の祥月命日なので信州に墓参りに来てます。
出発前から、すでに関越も中央道も大渋滞。
家を出たのは8時半。
ホントはもっと早く出たかったんだけど、おばあちゃんにお土産で買って行くどら焼き屋さんが9時からなのです。
何時に着くことやら、と思いながら出発しました。
そうそう、さっき気がついたのですが、アタクシ、明日の勤務を交代して休みになったおかげでなんと4連休になりました。
本社勤務ならカレンダー通りの休みなんですけどね。
営業所はそうはいかないのです。
ま、慌てずにのんびり行きましょうかね、ってな感じで道行きを楽しむことにしました
それからしばらくして…やっと着きました!
東松山まで4時間、そこから3時間で7時間かかりました!
まずは女房の実家から。
相変わらず、清く正しい日本の田舎です。
遠くに雪山、畑、リンゴの木、庭ではサクランボの花が咲いています。
ホントにビックリするほどなんもないところです。
去年来たときは、段差ののり面にふきのとうが生えていたので大量に摘んできたんですが、今年は薹が立っちゃってて芽が伸びてました。
蕗になるのも時間の問題かと。
「あー、つくしがほけてるからね~。もう今年はダメだよね~。」
相変わらず本人は方言とゆう自覚はありません。
この「方言をしゃべっていることに気づかない」とゆうのは信州人の特徴のひとつでもあります。
どのくらいなにもないかとゆうと、道路の案内がこんな感じでも影響がないくらいです。
ま、あの…。
だいたいです。
大丈夫です。
通じますから。
ホントになんもないとこだけど、景色だけはごちそうです。
あと、ごちそうなのは野菜とキノコですかね。
リンゴは時期じゃないから今はありません。
実はその上、私はちょっとリンゴが苦手だったりします。
もちろんリンゴ農家のお義父さんにはいまだにヒミツです。
さてさて、お義父さんの家を出て、長野市にある女房のおばあちゃんの家に来ました。
今日はここで泊まります。
女房は孫で一番歳上で、昔からおばあちゃんにもんのすごくかわいがられているため、泊まるのはおばあちゃんち、と決まっているのです。
今回は戸隠のお蕎麦屋さんも、善光寺さんもあきらめ気味です。
戸隠まではクルマで30分もかかりませんが、この連休中に行ったら一本しか道がないので帰ってくるのにどのくらいかかるかわかったもんじゃありません。
善光寺さんは行けたら…って感じです。
行って早々、女房がトイレの棚が外れているのを確認。
棚は頭の上にあり、外れたらおばあちゃんがシャレにならないことになるので、近くのホームセンターに行きました。
おばあちゃんは「いい植木はあるかね?」と早速失踪。
もちろん女房も失踪。
しばらくして合流し、おばあちゃんが「なんでも買ってきていいよ」って言ったら女房が「じゃあ超吸収タオル買う!」とワケのわからぬことを言い出しまた失踪。
そしたらおばあちゃんも「じゃあ、あっちを見てくるかね」とこちらもまた失踪。
あの〜…。
そうか、うちの女房は「自由人」ですが、言うなればおばあちゃんは「元祖自由人」なんですね。
自由人2人とのお買い物は疲れます…。
危うく棚の修理道具を買うのを忘れるところでしたよ。
あ、そうそう。
信州のホームセンターではこれがリアルです。
「熊出没注意」。
このあたりでも普通にクマが出没します。
マジで。
さて、食事も終わり夜のひととき。
田舎に行くとおばあちゃんが必ずビールを用意してくれるので、珍しく家飲みします。
じつはこれが楽しみだったりするのですが。
で、おばあちゃんの趣味は「能」。
今日は教育テレビで観世流の宗家が出るってことで一緒に見てます。
演目は「求塚」。
パソコンで一発で変換できるので著名な演目なのでしょう。
これが20代とかなら全く興味はないでしょうけど、以前に見た狂言は非常に面白かったし、歌舞伎もなかなか面白いと思うので古典芸能にも興味を持ってきたんですが、それでも能はやっぱり難しい。
見ていても難しいし、求塚のあらすじを見てもかなりチンプンカンプン。
そうか、これは古典芸能のSFなんだなぁ、と何となくわかるもののやっぱりよくわかんないです。
能は江戸時代まで猿楽と呼ばれていたそうで、ああ、そうか千代田区と渋谷区には猿楽町があるな、なにかいわれがあるのかな、そういえば渋谷には能楽堂があるね、でも猿楽町と全然違う場所だよね、なんて思いながら見てました。
ちなみに女房は先ほど沈没しました。
毛だらけのお嬢さんも沈没中です。
私の沈没も時間の問題です。
早めに寝るとしましょうかね?
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