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2013年5月 5日 (日)

ちょっと、95歳だってよ、あーた。

今日は殿様(母方の祖父)の誕生日。
昔からゴールデンウィークの最終日は殿様のところに集まることになっています。
今年も結局子どもやら孫やらひ孫やらで20人以上集まりました。

95歳ですってよ。
大したもんです。
私が40近いワケですからね。
生きていてくれることだけで感謝しています。

ちなみに殿様の夢は「長生き」なんだそうです。
95歳のアナタの言う長生きとはいくつなのか、と思うのですが、本人の思いはちょっと違うらしくて「オレがいなくなったらみんなが集まれる機会が減るからな、オレが頑張らなきゃ」って。
殿様ったら。

まぁ、この殿様、私とソックリでなんでも器用にこなす人です。
そんな殿様の名言。
「オレができないことは赤ん坊を産むことと蜘蛛の糸を作ること。」
ホントにそんな人です。

殿様、今日でいくつになった?
「95!」
ほーほー。
じゃあ来年は?
「96!」
100まで何年?
「5年!」
オレはいくつかわかる?
「40になったか?」
まだ、もーちょい。
オレの誕生日は覚えてる?
「7月25日!」
おー、それだけ数字を覚えてれば上等だ。

私が聞きます。
戦争に行ったとき乗ってた飛行機が落ちたんだよね?
「落ちたら死んじゃうじゃないか!」
これは、私と殿様のお約束の会話になっています。
正確には不時着です。
戦争中に飛行機で雲の上を飛んでる時に、敵機に見つかって逃げ回って燃料もなくなり、覚悟を決めて雲の下に出たらたまたま着陸できたんだそうです。
しかもそれが2回もあったってんだからなんともラッキーじゃありませんか。

ひ孫のあーちゃんが聞きます。
とのさまじいじがいちばんこわかったのはいつ?
「戦争のときにひとりで山の中を歩いたこと。」
本当にこの時は怖かったらしいです。
兄弟7人で「戦争って私たちの想像を遥かに超えた状況だったんだろうね」って言ってます。

今度は女房が聞きます。
じゃあ、一番嬉しかったのは?
「そりゃあ、今生きてることだよ。」
大好きな今川焼を食べながら言います。
でもホントに幸せなのは大好きな今川焼を食べてるこの瞬間よね。
これも生きているからこそ為せる業だね。

おばあちゃんが天国に行ってから10年。
あんまり仲のいい夫婦じゃなかったように周りには見えるけど、実は殿様が日記に「今日も妻が見守ってくれてるから生きていられる」って書いていることを私は知っています。
おばあちゃんはたぶん「うるさいからしばらく来なくていい!」って言っているので、それまでどうかたっぷりと長生きして欲しいものです。

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