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2013年8月15日 (木)

あーちゃんとお勉強デート。

昨日から姪っ子のあーちゃんが遊びに来てます。
うちから私の仕事場まで、初めてひとりで電車に乗って来ました。
私の子どもの頃なら普通ですが、コイツは普段から魔女(私の母親、あーちゃんのばーば)が甘やかすので一人でお出かけなんてしたことありません。
なので、ちゃんと誉めてあげました。

夜は新宿の小田急ハルクの地下の「魔法の国のアリス」とゆうファンタジーなレストランで晩ごはん。
そうゆうレストランの割りには美味しかったです。
あ~ちゃん、どうだった? 「アリス最高!!」だそうですよ、ええ。
先月の私の誕生日以来、あーちゃんに会っていなかったのでプレゼントをもらいました。

額に入った私の似顔絵です。

よく描けてます。
いい男に描いてもらってます。
こんな絵が描けるんだなぁ、と感動しちゃいました。
危うく落涙するところでしたよ。
子どもがいる人っていつもこうゆう感動を味わってるんだなぁ、と思うと羨ましくなっちゃいますね。

その後、うちに帰って一緒にお風呂に入りました。
いろんな話をしました。
あーちゃんが生まれる半年前に私のおばあちゃんが亡くなりました。
あーちゃんにとってはひいおばあちゃんです。 そのときには当然ながらあーちゃんはもうママのお腹にいました。
だからなのか、あーちゃんは会ったことのないおばあちゃんの話をします。
よく、おばあちゃんが夢に出てきて「おばあちゃんがしゃべってて、声は聞こえないけど何を言ってるかはわかる」んだそうです。
あーちゃんは赤ちゃんの頃から、おばあちゃんの写真に向かって笑ってたりしたので、この二人には不思議な絆があるのかもしれませんね。
たぶん、普段からあーちゃんのそばにいるのでしょう。
道理で最近私の夢には出てこないはずです。

でも、あーちゃんももうちょっとすればにいにとデートしてくれなくなるだろうなぁ。
「そんなことありません~。大人になってもにいにデートするもん!」
ほぉ、そうですか。 じゃあお風呂にも入る?
「うーん、それはあと1年くらいかなぁ…」だって。
ま、そりゃそうなんだけどさ。
それはそれで、こっちもちょっとしたさみしさを感じましたよ、ええ。

今日は一日夏休みを取って、あーちゃんの宿題のお付き合いです。
自由研究なんだそうですよ。
にいにの得意分野です。
ドンと来いってんだ!
今回のあーちゃんの自由研究のテーマは「図書館のなりたちとその歴史」。
おー、なかなか骨太なテーマじゃねーか。
下手すりゃ大学生でもそのテーマはイケるぞ。
勉強は午前中で済まさせて、レポートをまとめさせました。
ちゃんと発表できるかレポートを読ませたんですが、身内の欲目も含めてこれがなかなかのデキなんです。

にいに(私)はどうしょうもないぐらいのオジバカなので、姪っ子のあーちゃんがまとめたレポートを写真に撮って、パソコンで打ってみました。

では、あーちゃんのレポートを貼ってみます。

世界で一番古い図書館は、紀元前7世紀ごろ、メソポタミアにあった「二ネヴェの図書館」。
あった物は紙の本ではなく、ねん土板だった。
その後、時代ごとにいろいろな図書館がつくられた。
たとえば古代の王国では、王様が大図書館をつくり、キリスト教会全せいの中世には、教徒たちが信こうを学び広めるためにしゅう道院図書館をつくった。
古代から中世まで多くの本がつくられたが、それらはみな1さつずつ人の手で書かれていた。
そのため、本1さつで家が買えるほどねだんの高いきちょうな本もあった。
そのような本が勝手に持ち出されたりしないように、本は1さつずつくさりでしっかりとつないであった。
1450年にグーテンベルクが印刷術を発明した。
これにより、本も手書きから印刷に変わり、たくさんの本が印刷されふえていった。
本は人びとにとってみぢかなものになり、同時に図書館もみぢかなものになっていった。
日本には、決まった字がなく、3世紀の初めに漢字が伝えられた。
なら時代の764年、印刷した陀羅尼経(だらにきょう)を入れた木せいの小さな塔(とう)、百万基(ひゃくまんき)が作られ、各地のお寺に納められた。
これが「百万塔陀羅尼経(ひゃくまんとうだらにきょう)」と呼ばれるもので、今、残っている印刷物で世界最古の大変きちょうな物であり、法隆寺(ほうりゅうじ)などに大切に保ぞんされている。
このように、なら時代にはたくさんの文化が栄えたので、役所で本をうつしたり、保ぞんする仕事をしていた。
今から1300年も前のことである。
その後、なら時代の終わりに石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)という学者が、自分で集めた本を平城京(へいじょうきょう)の自宅で公開し、これを「芸亭(うんてい)」と名付けて希望する人に利用させた。
これが日本で初めての図書館といわれている。
かま倉時代や江戸時代には学問や教養をみにつけるため、各地に学校や図書館がさかんに作られた。
横浜の金沢文庫(かなざわぶんこ)や栃木(とちぎ)の足利学校(あしかががっこう)が有名である。
明治いしんによって近代国家(きんだいこっか)として生まれ変わった日本には、明治5年に「書籍館(しょじゃくかん)」という初の公開の読書しせつがつくられた。
明治30年には、国立の「帝国図書館(ていこくとしょかん)」が開館し、明治39年には東京の上野に建物が新ちくされたが、当時の日本は、たび重なるせんそうでお金がなかったため、予定の4分の1しか作ることができなかった。
しかしこれにより、日本も近代てきな国立図書館を持つことができたのである。

…どうでしょう。
( )内はあーちゃんがふりがなを振ったところです。
「にいにがやったんじゃないのぉ?」って言われそうですけど、実際に書いたのはご覧の通りあーちゃんです。(さすがにこの字は私じゃないよ…)

本を見ながら一生懸命書いてました。
抜き書きしながらまとめてます。
私は、おかしな所があれば横から「そこはこう書いた方がいいよ」って言ってただけです。
なかなかよく書けてるでしょ?
ねえね(女房)も「よく書けてる!ねえねにも意味が分かる!」と褒めてんだか褒めてないんだかよくわかんない評価をもらったけど褒めてるんでしょう。
せっかくウマく書けたんだから、ちゃんとまとめて、うまく発表できたらいいな、と思っているオジバカなにいにです。

レポートを読むのを聞きながら、こないだまで赤ちゃんだったあーちゃんがこんなことができるようになったんだなぁ、と思うと感無量。
ちゃんと漢字とか使って読み書きなんかできるんだねぇ。
「あのね、にいに。あーちゃんはもう4年生ですよ!」
…怒られちゃいました。

それからお昼に。
ちょうど二子玉川のライズで買い物があったので、レストラン街を徘徊してたら、ドリアのお店が。
「あーちゃん、ここがいい!」
…だろうね。
この店の並びならここかオムライスの店だわな。
小学生女子なら。

でもさぁ、あーちゃん、ドリアって絶対に熱いよ。
そんなの食べられるの?
「大丈夫!」
ホントかよ…。

ドリアを頼んだら、結構待たされて出てきたドリアは冷めないようになんと鉄の器に入ってきて、しかもご丁寧に固形燃料まで仕込んであるではないですか。
もう何から何まで子どもにはどこまでも裏目。
「これ熱いよ!にいに!」 だから言ったじゃねーか!
しょうがないので…とゆうか予想通り、まずあーちゃんのドリアを茶碗に取って私が冷まし、冷めたらそれをあーちゃんに渡して、あーちゃんがそれを食べてる間に次のドリアを冷ましつつ自分のドリアを食べる、の繰り返し。
お子さんがいるご家庭ではこれが当たり前のことなんでしょうけどね。
子育てって大変ですね。
世の中のおとっつぁん、おっかさん、お疲れ様です。

ちなみに、あーちゃんがしてる水色のシュシュは、昨日ねえねと3人で買い物してるときに「これかわいいね!」「かわいいね!」「「ねぇ~~」」とゆう会話のあとににいにが買ったものです。
買わされたのか、雰囲気に負けたのかはご判断にお任せします。
ついでにイヤリングも買わされてますけど。

そしてそれから女房を迎えに行き、お約束どおり、晩ごはんは焼肉食べ放題!
前もってあーちゃんに何が食べたいか聞いておいたのです。
「焼き肉!!」
即答でした。

久しぶりにお台場の「うしすけ」へ。
ここのお店はピノコと一緒に入れるお店なので助かってます。

きょうはごしょうばんで、ぴのこのごはんもりっちなかんじなのちゃん!

ぴのこおやさいすき!

ここのお店はワンコの同伴OKなので、ほぼすべての席にワンコがいます。
ワンコ用の焼肉もあるんですよ!

昔なら最初から最後まで肉で通しましたが…。
女房「サラダください」
私「黒ウーロン茶ください」。
お互いにそれなりに齢を重ねとるワケですな。
でも美味しかったです。
あーちゃん、また行こうね!
「ぴのこもね!」

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