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2013年8月27日 (火)

とほきいにしえの記憶かな。

ふと思い出したんですが、そういえば私は数字がからっきしダメな分、漢字は比較的得意でした。
私の卒業した昭和鉄道高校とゆう電車の学校は鉄道の勉強をすることもあり、それなりのレベルの…低さでした。(低いんかい!と。)
まあ、3年生になる頃には授業の半分以上が鉄道の授業でしたしね。
無理からぬことです。

なんたって英語はA4サイズの小学生のワークブックみたいなデカい教科書でしたし、授業は「英語」であり、「リーダー」や「グラマー」なんてモノは存在しませんでした。
つまり、私みたいな鉄道の世界じゃないところで生きて行く人間にとっては潰しが利かない、とこんなワケなんです。
少なくとも「運転取扱」や「信号制御」などとゆう知識は一切役に立たないワケですからね、苦労しましたよ〜、大人になってから。

そんな学校だったモンですから、授業のレベルはそう高くない…どころかかなり低かったんですが、たまになかなかの内容のテストがあったりしました。
それが、全校で年に1度行われる漢字テスト。
それこそ、そこそこ普通のレベルからなかなかの難問まで出題されます。

ちなみに漢字が得意な私の最高記録は99点。
間違えた問題ってのは今でも覚えていますが、「ちえ」とゆう漢字に「智恵」と解答したんです。
まあ、正確には「知恵」なんでしょうけどね。
この字は広辞苑にもちゃんと載っている用法なので、例示して交渉したんですけど覆りませんでしたね。

でね、私のクラスの受け持ちの国語の先生になかなかヘンクツなのがいて、毎回授業のたびに漢字のテストをやるんです。
たかだか10問なんですけどね、これが性格通りヘンクツな問題なんです。
読み問題と書き問題が気分によって毎回変わるんですが、例を挙げるとこんな感じでした。

【読み問題】
(1)傀儡 (2)前栽 (3)膾炙 (4)瘋癲 (5)耄碌 (6)馥郁 (7)蹲踞 (8)贔屓 (9)沽券 (10)蝸牛
【書き問題】
(1)けいれん (2)かくしゃく (3)あつれき (4)ろうかい (5)ひんしゅく (6)るつぼ (7)へきれき (8)こわく (9)かし (10)ざんげ

答えは各自でお調べいただくとして、どうです?
タダでさえみんなおバカちゃんなのに、こんな難しい問題答えられるワケがありません。
読み問題ならば読めたってせいぜい「左沢」「及位」「大甕」「為栗」などの難読駅名ぐらいなモンで、その他の字なんか読めっこありませんし、書き問題なら「へいそくしき」「だいようてしんごうげんじいち」「てはどめしようちゅう」ぐらいが関の山です。

なんだこりゃ?古典にでも出てくんのか?って問題が多かったですね。
私も最高で4問ぐらいしか答えられなかった記憶しかありません。
満点なんて夢のまた夢でしたね。
でも大人になってから少しは勉強しましたからね。
たぶん、今やってみれば上の例題のほとんどはできるはずです。
もう一回やらせてくれないか、いや、今のアタマのまま高校生に戻れれば満点も夢ではないはず…。
などと、ドラえもんでもいなきゃ叶わない、誰でも一度は考えるような妄想をしていたりします。

考えてもどうにもならない実現不可能なこと。
砂上の楼閣であります。
まさに机上のクローンです。
ちなみにこれを、「空理空論」「紙上談兵」「按図索駿」などと言ってみると、ちょっとだけアタマが良く見られる「かも」しれませんよ。
あくまで「かも」ですからね。

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