2012年6月10日 (日)

終わりました。

先ほど、港区長選挙の開票速報が入りまして、現職の区長である候補に当確が出たそうです。
対抗馬として立候補した友人の根本正史くんには厳しい結果になりました。

でも、これからも彼は区長でなくても港区政を変える努力を続けるでしょう。
区政を変えよう、それならば自分が区長になって…モノスゴいバイタリティです。
まずは自分で行動を起こす、そんな彼が友人であることを誇りに思います。
お疲れ様でした。

とりあえず…。
飲みにでも行こうか、正史。

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2012年2月17日 (金)

大阪都構想、私もそう思う。

大人になったのか、ときどきワケがわからなくなるのか、ここのところたまに経済雑誌なんかを読んだりする。
これが案外と身近なことについての特集や話題が取り上げられていてなかなか面白い。

こないだは「週刊東洋経済」を読んでいたんだけど、そこに「大阪都構想」と「橋下徹大阪市長」の特集があった。
あの一連の動きを見ていると、有権者が「耳障りのいい言葉」と「なんだかわからないけれど目新しいこと」だけに引きつけられているような気がして、何となく危険なカオリがするような気がしていた。
大阪人って東京から見ると「オッチャンオバチャン文化」に代表されるような、何とも朗らかな文化だけど、政治への目はかなりシビアだよね。
そんな大阪であんなことが起こっちゃったことに…ま、なんとゆうか、危惧とゆうか…とにかく意外だったのだ。

さて話を戻して、その東洋経済の中に思想家の内田樹とゆう人のインタビューが載っていたので引用してみる。

橋下さんは何もできない
それでも投票する有権者

橋下さんに東京した有権者は、橋下さんが生活のレベルを上げたり、大阪の問題をすべて解決してくれるとは思っていない。
たぶん何もできないんじゃないかと思いながらもすがってしまう。
そこまで追いつめられ、思考停止に陥っている。
「待ったなし」「閉塞感」という言葉がよく使われるが、政策の適否を考える思考ではなく、気分の話。
政治状況がとてつもなく難しくなって、世界中の為政者も答えを出せない。
その問題に日本の有権者が答えを出せるわけがない。
大阪のように疲弊している都市で、役所や教育に上意下達的な再編を持ち込み、ついてくる人には報酬、反対する者に罰、のような組織規律を導入した場合、パフォーマンスは絶対下がる。
市役所の職員を減らして機能が上がるなんて、どうしてそんな理論に皆がうなづくのかわからない。

行政機構の非効率とか二重行政についても、同じ機能を持つ施設や機構が複数あることで災害とか事故のときにシステムクラッシュを避けるリスクヘッジができる。
「大阪の危機」を唱える人たちが、リスクマネジメントを考えないのは不思議だ。
郵政民営化選挙と同じ
大阪ダブル選挙は、2005年の郵政選挙を思い起こす。
郵政民営化とは何なのか、よくわからずに「既得権益にしがみつくやつらから剥ぎ取れ」てことで剥ぎ取ったけど、誰にも何の分け前もこなかった。
それが今度は大阪都構想。
争点になったけど、やはりよくわからなかった。
(週刊東洋経済2012年1月14日号より)

私は思想家とゆう人がどんな仕事をしているのかも知らないし、この内田樹とゆう人のこともよく知らないが、大いにうなずくことがたくさんあった、と言っておこう。
言うまでもなくアンダーラインの部分ね。
ホントにその通りだと思う。
なんだ、当たり前に普通のことを考えている人っているんだ、と。
だって、なんかみんな大阪都構想がいいとか、橋下バンザイになってるしさ。
意見が言いにくくなってるよね。

大阪に特別自治区を10区だっけ?
作るなんて言ってるけどさ。
ってことは、今まで大阪市でやってればひとつで済んだ物を全部に区役所作って、付随する行政機能を10も個作って、さらに全部に議会作って、あとは…って考えればどんだけの費用と労力がかかるかわかるじゃない。
久しぶりに読んで大きくうなづいた記事だったので載せてみた。

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2011年11月25日 (金)

クイズ大会やってんじゃないんだよ、わかる?

怒り心頭って言うよね。
怒りが極限に到ると「怒り心頭に発する」なんて言うワケだけど、その略語が怒り心頭なワケだ。

そういえば「怒り新党」って番組やってるよね。
あれ、期待してたんだけど自分の中ではイマイチなんだよね。
あんなの始めるために「ぶっすま」を金曜日のさらに深夜に追いやっちゃったワケ?
「ぷっすま」はテレビのつまらない火曜日の唯一の清涼剤だったのに。

…ってこないだ水曜日の夜中にやってたんだよね。
水曜日って「シルシルミシル」じゃなかったっけ?
勘違いかな?
尤も、ぷっすまもさらに深夜の時間になって大人の内容が増やせてよかったってこないだ番組内でユースケ・サンタマリアが言ってたからいいのかな?

でも、あの時間だと沈没してることが多いんだよね。
ヘタすりゃタモリ倶楽部の前に沈没しちゃうもん。
ああ、ジイさんだなあ、と。

そうそう、怒り心頭よ。
怒りがエスカレートすると怒り心頭になるワケだけれど、それを通り越して呆れてしまい、さらにそれがエスカレートした場合はなんて言うんだろうか?
呆れ卒倒とでも言えばいいのかいな?

そんなことがあったのですよ。
それは何かと言いますと、懲りずにまたやってる事業仕分け。
なんでまたやってんの?
パフォーマンスってバレバレになっちゃって底の浅さが見えたからやめたんじゃないの?

あれってさ、経費を節減するためにやってるんでしょ?
経費が一番かかるのは人件費だってあれだけ言ってるけどホントにわかってんのかな?
アレをやるだけで人件費いくらかかってると思ってんの?
電気代もかかるしさ。
アレ、タダでできるワケじゃないのよ?
会場までくれば交通費はかかるし。

もうさ、意味のないパフォーマンスってバレバレなんだからやめりゃいいじゃん。
同じくパフォーマンスで大失敗した八ツ場ダムと同じレベルなんだよ。
アレもひどかったよねぇ。
それまでの地元の何十年の苦労を全く考えないで、無駄遣いだからって辞めちゃうんだもん。
いやいや、治水とか水資源の対策は必要なワケでしょ?
どう考えたってそのままダム工事を継続するのが一番いいのにパフォーマンスのためだけに中止にしちゃって。
結局撤回して。
アホじゃないの?

なんかさぁ、あの政権担当政党ってワケわかんないよね?
昔クラリオンガールやってた元タレントのオンナの大臣?
事業仕分けでやたらと出てくるけど、具体的になにしてんの?
具体的になにしたの?
よくわかんないんですけど。

そうそう、そんでね、事業仕分けですよ。
見てたですよ。
つい見ちゃったですよ。
題材は年金の話だったの。
そんなカンタンに解決できる話なワケないじゃん。
こんな席上で仕分けなんかできるかっつーの。
だいたいオタクらの「ミスター年金」って人が大臣やったって解決できなかったワケでしょ?

そんでね、話してたワケ。
なんか若造の議員がさ、さもエラそうに質問してるワケ。
若造が「これから年金はどうしていくんですか」って聞くの。
そしたらさ、お役人が「一部は税金からの持ち出しもありますが、基本は保険料でまかなうものだと考えています」って答えるの。
これは正しい。
お役人の言う通り。
そしたらですよ、若造がまた聞くワケ。
「それは誰が払う保険料ですか?」って。

もう、呆れたよ。
っつーかさ、それってホントに知らないから聞いてんの?
そのくらいのことホントに知らないなら国会議員の資格ないから辞めちゃいなさい。
それを聞いてどうゆう答えを求めてんの?
それを聞くことにどんな意味があんの?

そのうちさ、「それはいくらですか?」とか「それはいつですか?」って聞くんだろ?
そんで相手が答えに窮すると「そんなことも知らないのか!それ見たことか!」ってしてやったりになるんでしょ?

あのね、こうゆう仕分けが始まる前に電話一本かければわかることをわざわざ聞くのは国会議員としてどうなの?
いや、電話どころか直前に担当者に廊下で聞けばわかるかもよ。
そんなことわざわざ聞いてムダな問答を増やすなら「その保険料は加入者(対象者)からのモノなワケですが…」で済むじゃん。

なんかさぁ、自分で調べれば済むモノをいきなりオフィシャルの、しかも大衆の面前でするなんて愚の骨頂なんだよね。
こうゆうのってなんって言うんだろ?
「品位」かしら?

いや、別にね、自民党だったらできる、なんて思わないよ。
今の政権担当政党が特にキライだってこともない。
だけど、少なくとも政治改革はこの政党には無理だね。
能力がないもん。
言行は一致してないしね。
さんざん見て来たけどどうにもならない。

大震災時も世界的不況の時もTPP参加の是非の時もこの政党が与党だってことが本当に日本人は不幸だよ。
でも、政治って「不幸だよ」で済ませちゃいけないのよね。
国民が選んだ政権だしね、一応。
でも、これ以上日本をぶっ壊さないでね。
直せなくなっちゃうから。
バラすのは得意だけど後で元に戻せないのは、小学生の男子だけで十分。

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2011年11月13日 (日)

TPPの正体を見極める必要性。

ここんとこTPPがにわかに話題になっていて、このブログでも取り上げている。
関税を撤廃して加盟国で物流を活発にして仲良くしましょう、ってのがこの話の主旨だよね。
ただどうしても農産物ばかりがクローズアップされてるけど、キモは関税が撤廃されれることなのだから農産物以外にも影響は出てくる。
例えば建材とかブランド品とか。

これら全体にかかる国益を考えれば導入した方がいいのかな?とも思う。
口には入るモノには注意が必要だけれどそれ以外のものが安くなるとゆうことは良いことだ。
良いことなのだが、そうなれば外国資本がどんどん参入してくることだって当然考えられるワケで、それを受け入れざるを得なくなる。
その環境だって整備しなければならないワケで、あれ?これって規制緩和なんじゃないの?って思う。
規制緩和ってアメリカが日本にやれやれ!ってやいのやいの言ってたことなんじゃないの?

あれ?
TPPってまたアメリカの言いなりになることだったの?と当然の疑問を持った。
そう思って調べてみたらこれがどうもやっぱりそうゆうことらしい。
TPPを導入することで規制緩和が促進されて、結局アメリカの望む通りになる、と。
やっぱり結局アメリカの言いなりになるのか。

だいたい上島竜兵…いや野田総理がTPPの参加交渉を始めることを決意した時に、ホノルルでオバマに報告するって言ってて実際にそうしたワケだけど、なんで「アメリカ」に報告するんだろうね。
加盟国全体に報告するとかってことならわかるんだけどさ。
なんだか日本は独立国なのかなんだかわからないね。

だいたいアメリカって戦争に負けた日本に自国のルールであるモータリゼーションを押し付けてさ、そんじゃあって日本が自動車産業に力を入れてアメリカを追い越しちゃったら今度は関税を安くして輸入しやすくしろって…。
こんな勝手な言い草がありますかっての。

なんで私がこんなモータリゼーションの話を持ち出すかというと、私が鉄道マニアに他ならないから。
モータリゼーションは都会から路面電車を追い出し、各地の鉄道を廃止に追い込む。
もちろん全部が全部モータリゼーションせいではないけれど、原因の多くがここにあるのは確かだ。

鉄道マニアの判官贔屓で申し訳ないが、現にアメリカでも高速鉄道の建設構想がたくさんあるではないか。
アメリカってのは先の見通しが甘くて、さらにそれを自国のルールとして押し付けてくる、そう思わざるを得ない。

今まで日本はアメリカの圧力に屈して規制緩和を行ってきたけれど、 日本は崩れなかった。
米にしても肉にしても自動車にしても。
日本人は日本が好きなんだよな。
だから日本製品も好き。
言い方を変えれば日本はアメリカにならなかったし、アメリカは日本をアメリカにすることに失敗し続けてきたのだ。
そこで更なる攻勢をかけてきたのがTPP、とこんな風に考えればわかりやすいんじゃないだろうか?

「アメリカは肉か米か基地のどれかにして欲しいよね」とは女房の弁。
なるほどウマいことを言う。
もちろんどれかを犠牲にすりゃいいってモンじゃないけど、日本は言いなりになりすぎ、とゆうのは誰でも感じていることなのだ。

TPPに参加するのは構わない。
でもどれを自由化しどれを守るべきかとゆうのは、それこそアメリカの得意な「ルール」の運用の交渉次第だ。
そしてそれはもちろん政治家の腕前次第なのだが…。

さて、どうなるんだろうね。
期待してないけど。
言うべきことも言えず守るべきモノも守れないなら最初からTPPなんぞに参加しなきゃいいんじゃねーか?なんだかそう思うようになってきた気がするのね、私ってば。

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2011年9月 2日 (金)

上島竜兵総理大臣。

このブログで政治の話をするつもりはない、っていつも書いてるクセについつい書いちゃう管理人だす。

菅直人前総理大臣の後任として、野田佳彦が民主党の新代表に選ばれて総理大臣になった。
私はよくわかんないのだが、総理大臣も内輪で決めるってのは自民党と全く一緒だったんだが、どこかに民主党らしさは出ていたのか?
自民党と全く同じ手法で総理大臣が決まったのだが、どこかに違いはあったのか?
首相公選制ってのは法律を改正したりなんだりしなきゃいけないんだろうから手間がかかるだろうけど、政党の代表を決めるくらいなら国民投票も可能なんじゃなかろうか。
民主党が政権を獲ったときにこのくらいの変化を国民は求めていた気がするんだけど、なんだかそんな話もどっかに行っちゃって、けっきょく政治家のメンツとエゴと仲良し精神でなぁなぁになっちゃった。

今回の代表選に出馬した、前原誠司、海江田万里、野田佳彦、鹿野道彦、馬淵澄夫の頭文字をとって「全開のバカ」って言うらしい。
ウマい!
中には「前回のバカ」ってことで菅直人を指す場合もあるらしい。
私も鹿野道彦と馬淵澄夫で「バカ」ってところまでは思いついたんだけどなぁ。

しかし、菅直人には本当に辞めてもらってよかった。
菅直人は国立から出馬している私の地元である多摩地区の議員なので、私は好きな政治家だったのだが、これほど失望したことはない。
なんだこりゃ、って感じだった。
でも、菅直人って未だに人気ある人には人気あると思うんだよね、今でも。
だから、これ以上落胆させて欲しくなかったから、辞めてくれて何よりだった。
もっと早く辞めてくれた方がよかったよ。

そういえば、女房が「野田佳彦は上島竜平にソックリだよね!」ってしつこい。
そうかなぁ。
まぁ、そう言われてみれば…くらいにしか思っていなかったのだが、ネット上ではその話題で持ち切りだそうである。
やっぱり、「いや、オレはいいよ」「じゃあオレやるよ」「いやオレが」「オレがやるよ」「そんなに言うならオレだってやりたいよ!」「どうぞどうぞ」って感じで総理大臣に決まったんかな?(選挙だってば。)
これで上島竜平の仕事が増えるだろうか。
野田佳彦にもいつか見事なおでん芸を見せて欲しいものだ。

しかし、野田佳彦ってちゃんとできるのかな?
知名度低すぎるよね。
野田佳彦がどーだこーだって書いてるけどそれ以前に民主党の姿勢がどうなんだ、と。
だって、この日本の大事なときに自分たちの親分決める内紛(内紛だよ、ありゃ)なんてする?
完全に被災者置き去りだもん。
国民全体がしらけてるよ。

それにね、なに?
党内融和?
政治ってよくわからんけど、アンタら政治ナメてんの?
だってさ、「政策を実現するために、まずボクたちが仲良くしなきゃね!」って言ってるんでしょ?
なんなの、コイツら。

だって、普通に考えてみてよ。
仕事を任せるのにさ、どっかの会社にお願いするじゃん。
その会社が「社員同士が仲悪くて仕事になんない」ってなってたらその会社に仕事任せる?
私だったら絶対にしないわ。
そんな会社アブナくて任せられないよ。
民主党も同じだ。

私は支持政党って特にないからいろんな政党見てるけどね。
自民党は前回でコケてるし、社民党は昔っから寄らば大樹の陰で日和見だし、共産党はほら原発だ平和だ今がチャンスだって時にけっきょく何も出来ないし。
その他の政党は存在感すらないし。
残った民主党は…とか思ってたらこれだもん。
別にどこの政党がってワケじゃないけど、今の政策を見ている限り民主党はダメだね。
公約実現内閣って言ってるけど、実現できない公約を掲げてるんだもん。
そりゃ無理だよ。
高速道路の無料化はどこに行ったのさ。
なんなら、東北道だけでも無料にしてみなよ。
え?できない?
出来ないなら最初から言うな!
公約違反以前に詐欺だ、これじゃ。

あー、ひさしぶりに政治で爆発してみたよ。
あまりにも国民が置いてかれてて政治家のひとりよがりで政治が進んでるからさ。

あとの楽しみは野田佳彦が上島竜兵としてどれだけ弄られるか、残りの衆議院の任期の分総理大臣が野田佳彦ひとりで持つか、だね。
ダメなら解散総選挙で信を問い直すか。
ま、選挙やったら確実に負けちゃうから解散はしないだろうけどね。

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2011年7月 6日 (水)

アンタは一体なにをしに出て来たんだい?

もうあっちこっちで話題になっているんでね。
遅きに失した感も否めませんが、敢えて書きましょう。

久しぶりにイタイ政治家を見ましたよ。
もちろん、松本龍復興担当大臣ですよ。
いや、復興大臣だった人、ですかね。

就任会見でいきなりサングラス姿ですよ。
私は一瞬、映画監督の井筒和幸が出て来たのかと思っちゃいました。
ああ、こういうのもありなのかな。
なんか自分のキャラクターを印象づけたかったんでしょうね。
マッカーサー元帥みたいに「サングラスといえば松本」みたいな。

そんで、復興チームを「チームドラゴン」と名付けると。
よおゆうわ、と正直思いました。
まあ、でもやることやってくれればこれでもいいのかな、と。

そんで、いざ現地に入りました。
で、県庁で言い放ちました。
「知恵を出さないやつは助けない」と。
いやいや、知恵を出すのがお前の仕事だろうが、と。
きっと日本全体がそう思ったでしょう。

あと「客を待たすな。自分が準備できてから呼べ」と。
ああ、この人は客のつもりで来てるんだ、と思いましたよ。
でもね、これはニュースでカットされてたところが多かったけど、彼は「オレはいつも大臣室で立って来客を迎えるよ。それが普通だよな」って言ってたんです。
これ自体は非常に正論であります。
だから、この発言は理解できないことばかりではないですかね。

あと「オレは九州の人間だから何市が東北のどこにあるかわからない」と。
…やばいだろ、これ。
東京の人間だろうが、大阪の人間だろうが自分の仕事についてはまず予習だろ?
場所が分かんないなんて話にならないよね。
だって、まず「どこどこの復興についてですが…」って話からついて行けないワケでしょ。
話になんない。
とゆうか、私、この話本気にしてないんですよ。
たぶん、どこがどこだかわかんない、なんてのはテキトーに発言しただけですよ。
つまり、問題なのはこうゆう発言をすること自体です。
何市がどこにあるかわからないことじゃないんです。

あとね、「命令口調」ね。
きっと、ああゆうキャラで行きたかったんだろうね。
口は悪いけど、やることはやるし心根は優しい、と。
でも、その評価以前の問題だったけどね。
評価されるほど仕事してないし。

そんで最後の脅しね。
「最後のはオフレコです。放送した社は終わりだから」だっけ?
せっかく恫喝したのにね。
速攻で放送されちゃったね。
残念だったね。
脅しをかけるには人間とカンバンが軽すぎたんだろうね。
全然効果なかったね。
しかし、あーゆーこと言う人ってホントにいるんだねぇ。
でもなんでわざわざ「長幼の序を弁えた自衛隊ならそうするぞ」って発言について「最後のはオフレコです」なんて言ったんだろうね?
自衛隊を例えに出したから「いいじゃん、県知事が自衛隊出身なんだから」って言っちゃえばいい話だったんじゃないの?
だって、「長幼の序」を自衛隊が弁えてることは事実なんでしょ?
自衛隊を例えに出すことがまずいことだって思ったんだろうな。
だからわざわざあんなことを言ったんだよ。
あ、「あんな」ってことはですよ、あの「最後のはオフレコです」なんて発言自体が余計だったと。
あんなこと言う必要自体がなかったと。
「自衛隊を例えに出したけどなにか?」で済ませた方がよかったと。

そんで弁解が「私は九州人で言葉が荒いかもしれないし、しかもB型だから…」って。
アンタねぇ…。
九州人でB型の人怒るよ、マジで。
私もB型だけど一緒にしないでほしいよね。
九州人だから言葉が粗いって…。
江戸っ子だって相当口は悪いぞ。
うちの殿様(私の祖父)が山梨の人間だからわかるんだけど甲州人だって言葉は荒いし。
「九州人だから」ってのは関係ないやね。
ちなみに、うちの係長は博多だけど「あんなのいないわよ!」って言ってたもんね。
「もう博多人として恥ずかしいを通り越して申し訳ないわよね」って。
これが九州人のホンネの気持ちだろうな。

もう、これだけ短期間でこれだけやってくれれば、面白いは面白い。
ただ、この人は政治家なのです。
呆れて開いた口が塞がらない、とはこのことです。

「あーあ、残念な人だね、あーあ」と思ってたら速攻でやめちゃった。
なんというか案外まともだったというか、そんなガッツしかなかったんか、というか。

辞任会見で、辞任の理由については「個人の都合」って言い切ったね。
おいおい、公人が個人の都合でやめんなよ。
しかも数日で。

ネット上では「キャラ作りに失敗した残念な政治家」とありましたよ。
これってホントに見事に言い得て妙。
この言葉はまさに今回の呆れたゴタゴタを言い切った言葉でしょうね。

私、思うんですけどね。
彼は石原慎太郎になりたかったんだと思うんですよ。
言いたいことを言って、それでも政治家を続けられる、ってゆう。
足りなかったのはカリスマ性ですね。
あとは実績。
私は石原慎太郎は好きじゃないけど、この二人じゃ同じ土俵には上がれないよ。

だいたいこの人当選7回なんでしょ?
衆議院って任期4年だよね?
ってことは30年近く議員やってるってこと?
この人のこと知ってた?
知らないよね?
30年も国会議員やってて…。
なんなんだろうね。
今までいったいなにやってたんだろうね、この人。

もう、民主党にはこんな人材しかいないんだろうなぁ。
確かに30年のベテランなら役に立つと普通は思うし、大臣ポストくらい与えたって変じゃないんだよね。
だけど実際あれじゃあなぁ。
使い物にならないよねぇ。

こんな時にあんな人が大臣で、というより政権が民主党だってことが日本人にとってなによりも不幸だと思うんだけどね。
でも、これって「不幸だね」って片付けていいの?
毎日そんな気がしています。

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2011年6月20日 (月)

新しい高速道路の割引にもの申す。

昨日の月曜日から新しい高速道路料金の割引が始まった。

新しい制度は被災者など特別な人のみが東北地方の高速道路が無料になるのと、物資運搬者が無料になるそうだ。
それ以外の高速は割引は一切なし。

…アホか。
東北地方の高速道路を全部無料にすりゃいいじゃないか。
そうすれば東北に行こうって人が増えるよね。
土日でボランティアにだって行こうかって気になるし。

しかも、無料で乗るには被災証明書が必要だそうで、 市役所などではこの発行に大わらわだそうな。
しかも偽物まで出回っているとゆう。
役所の職員をそんなことに割いてる場合じゃねーだろ。
もっと人を回すべき場所があるのに、国が変なことを決めるからそれどこじゃなくなるんだよ。

みんな無料ならこんな発行の手間だってかかんないだろう。
不正だってなくなるよ。
東北に行けばみんなお金を落とす。

義援金だって大事だけど、義援金って本当に被災地に届いているのかどうも実感が湧かない。
東北に行ってお金を使えば 間違いなく被災者の懐に入るのだ。
これ以上確実な義援金はない。

お金を落とせば被災地が潤う。
潤えば税収だって上がる。
結局、国のためになるのだ。
まあ、被災地には減税があるだろうけど、それならば被災者のためになるではないか。

ものスゴく当たり前の道理だと思うんだけどな。
こんなことも理解も実行も できない無能な政府はとっとと解散でも撤退でもしていただきたい。

…なんか今日は政治に対する怒りに満ちてるな、私。
ま、たまにはいいか。

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2011年5月21日 (土)

思わずナットクしてしまいました。

いつもながら、政治の話をする気はないのですが、テレビを見てたら思わずナットクすることを言ってる方がいたので書いちゃいます。
報道ステーションはどうも好きになれないのですが、この時間は他に興味のある番組もやってないので比較的よく見てます。

昨日のことですが、外国人の先生が出ていました。
(後から調べたらこの先生は、コロンビア大学のカーティス教授とゆう方だそうです)
東日本大震災の特集だったのですが、この先生がいいことを言ってました。

「まずは、復興の具体的なことは地方に任せる。そのためには予算を各県に渡すべき。東京からたまに被災地を見に行くのでは役に立たない。」
よく言った!
そうなんだよね。
それで地方が面倒見切れないことがあったら、そのときに国が出て行けばいいんだよね。
とにかく予算は渡す、ケツ持ちは国がするから大丈夫!ってことじゃないと安心できないよね。

「菅政権が無策なのはよくわかったじゃないか。でも、もし自民党の谷垣総裁が明日から首相になるってことになったら、谷垣総裁にはどんな政策があるのか?もしあるとしたらなぜそのビジョンを示さないのか?なぜこの『かつてない国の一大事』に建設的な意見を戦わせることができないのか?もう今は民主とか自民とか言ってる場合じゃない。」
もうね、本当にその通りだと思いますよ。
ってゆうか思ってましたよ。
もし明日から政権が自民党に戻ったらどんな政策を展開するのか?
そもそも政策があるのか?
政策の内容って誰か発言したことあったっけ?って。
外国の先生にそんな根本的なこと言われて日本人として(そんなエラいもんじゃないけど)恥ずかしくなる思いでしたよ。

カーティス先生も言ってましたよ。
「なにかあっても最後には国が面倒見ますから安心してください、っていう政治の基本を誰も言わないのはなぜだろう。」って。
確かに。

そういえば、片山虎之助が菅直人に質問してましたね。
「あなたたちは政治主導、政治主導と言って政権を獲ったが全然政治家が主導してない。これからどうするのか?」って。
これも、確かにねぇ、って思っちゃった。
自民党の(片山氏は今は自民党じゃないけど)古ダヌキのような政治家は好きじゃないけど、この質問には年期のようなものを感じましたね。
さすがは元総務大臣。

報道ステーションって番組は、なんか独特の雰囲気があるでしょ?
なんてゆうかうまく言えないけど…。
これってニュースステーション時代からのことなんだけど、カーティス先生の発言で一瞬、番組内が凍り付いたように見えたんだけど、あれってやっぱり番組的にはマズかったのかね?
私は非常に面白かったんだけど。

しかしねぇ。
進まない原発処理。
使えない…とゆう以前に何やってんだかわかんない政治家。
置いてけぼりの被災者。
どうなっちゃうんだろうねぇ。
どうか「安心」だけは保証して欲しいな。

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2011年4月24日 (日)

統一地方選。

今日は選挙の投票日。
私の住む世田谷区では区長選挙と区議会議員選挙が行われる。
なんでも、世田谷区の区議会議員の立候補者数は82人と全国でも有数の規模だそうだ。
なので、掲示板がデカい!
端から端まで見渡すのに一苦労だ。
こんなにいるんじゃ選ぶ方も大変だぁ。

82人の立候補者に対して当選は50人。
なかなかの競争率ではないか。

ちなみに世田谷区の議員定数は今回から50人になったそうだ。
今回から2人減るんだって。
それどころか前回も2人減らしているそうな。
努力してるじゃん、世田谷区議会。
「議員を減らせ」ってゆう人もいるし、私もそう思うのだが、世田谷区はちゃんとやってるってことだね。

世田谷区の人口は88万人。
これは県である山梨県(約87万人)、佐賀県(約85万人)、福井県(約82万人)、徳島県(約79万人)、高知県(77万人)、島根県(約72万人)、鳥取県(約60万人)と、すでに7つの県の人口を超えている。
その上だと和歌山県と香川県(ともに約100万人)かな。
市で見てみると、同じ人口規模では千葉市(約96万人)、堺市(約84万人)、新潟市(約81万人)、浜松市(約81万人)とゆうところだろうか。
もちろん、市はすべて政令指定都市である。

正直ね、世田谷区の議員数が多いのか少ないのかわかんなかったんだけど、「少ないのかなぁ、人口1万人に1人ぐらいいてもいいんじゃないの?」って思ったの。
そんで、いろいろ調べてみたんだけど、この数決して少なくない。
それどころか都道府県議会って定数少ないのね。
人口約100万の和歌山県が42人。
同じく人口約100万人の香川県が41人。
うーん、まだまだ努力の余地はあるんですなぁ。
県と市(区)を同列にはできないんだろうけど、多く見えることは事実だね。
あ、定数が多くても実際に議員を務めてる人数に差があることはあるよ。
辞職したり、定数より少ない人数で議会を開いていることもあるからね。

まあ、定数を削るというのは議員さんたちにとってもキツいことなんでしょう。
でも、これは今回当選した議員さんたちにガンバってもらうことだね。
よろぴくッス。

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2010年11月18日 (木)

趣旨を逸脱してやいませんかい?

「私はサッカーはわかんないから」、とか言っといてサッカーの記事がけっこう多かったりするこのブログ。
同じように「このブログで政治を語るつもりはないから」とか言っといて政治の記事もけっこう書いてたりします。

さて、以前から気になっていた「事業仕分け」。
前から思ってたんだけど…品がないよね。
確かに最初は事業を仕分けるって目的だったんでしょう。
でも、あんなに公開裁判ショーみたいにしなくたって必要な事業は見分けられるんじゃないかという気がして仕方がないのよね。
この辺りが「パフォーマンスだろ?」って言われちゃう原因なんじゃないかと思うのです。

それに、事業仕分けをするんだって経費がかかってるんですよ。
あれだけ名前のある人を呼んで責め立てさせるワケですから人件費だって相当かかってるでしょう。
たぶん、我々からすれば信じられないような金額が支払われてると思いますよ。
確かに事業仕分けで削減できる金額に比べれば些細なものかもしれませんが、なんたって世の中で一番かかる経費は人件費なんですよ。
当たり前ですが、あれだって税金ですよ。

こうなってくるとね、もう、役人を責め立てて言い負かすことに主眼が置かれているような気がしてならないのです。
反論できない人を責め立てるのは楽しいでしょうね。
いじめに近いものすら感じます。

最近、仕分け人に勝間和代が加わりましたね。
あの人はああゆうキャラクターで、ズケズケものを言うのがスタイルなので叩かれやすい人なんだと思います。
なので、私も必要以上に叩く気はないのですが、ちょっとあの態度はどうなのかと疑問すら感じます。
「意味がわかんない」とか言い間違いに異常に突っ込むとか、こうなると言い負かすことに主眼が置かれている気がして仕方がないのです。

私としては、あれは未だにパフォーマンスだという気がしてなりません。
最近やっと「ああゆう失礼な言い方さえしなければ事業仕分けも続けていいけど…」という当たり前のことを言う副大臣が現れました。
だって、事業を仕分けるのは政治家でしょ?
行う事業を決めるのは官僚かも知れないけど、最終的にGOサインを出すのは政治家なんじゃないの?
だって、政治主導の政治を行うって…。
副大臣が出て来て事業の説明して、その事業をまた政治家が裁くって…。
しかもどっちも民主党の政治家で。
なんだかワケがわかりません。

もう一度言っちゃいますが、あれは未だにパフォーマンスだという気がしてなりません。
もうあの事業仕分けの役割は終わったでしょ?
国民に公開する、っていうことを目的にしてたと思うんだけど、国民がみんなで事業仕分けするんなら最初から選挙で政治家なんか選ぶ必要なんかないワケです。

あの事業仕分けを子どもが見てたらどう思うでしょうね?
立派な政治家の人がやってるんだから、って学級会で同じことをするんじゃないですかね?
大人は「そんなことないでしょ?」って思うかもしれませんが、子どもには区別はつきませんよ。
もう少し、優しさと思いやりのある政治ってのは出来ないんですかね?
甘いっていうことじゃなくて。
甘いのは外交だけで十分ですよ。

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