2011年10月11日 (火)

宮城島のぬちまーす、敷地内散策編。

さて、宮城島にあるぬちまーすの工場。

この中に果報バンタってのがある。
バンタとは沖縄の言葉で崖のこと。

さぞや、昔からあるのかと思ったら今年の3月に名前がついたんだって。
ま、工場が4年前にできたんだから昔からってことはないわな。
Kafubanta_kamban
果報(カフゥ)バンタ
2011年3月30日、長野県の伊那食品工業株式会社の取締役会長塚越寛氏より命名いただきました。「幸せ岬」という意味の沖縄ことばである「果報(かふぅ)バンタ」。
藍色、コバルトブルー、エメラルドグリーンとつながる青のグラデーションも美しい壮大な海を見ていると、身も心も浄化され、幸せな気持ちになるでしょう。眼下の「ぬちの浜」では、満月の夜にウミガメが産卵に訪れます。

名付け親は信州にある伊那食品の社長。
は?伊那食品?
かんてんぱぱじゃねーか。
「じゃあ、ここはかんてんぱぱぱぱぱばんただね。どぅひゃひゃひゃひゃ〜」と女房。
この人は沖縄でもアホ炸裂。

さすが私がその景色を愛する宮城島であり、ここからの眺めも見事。
右を見るとこんな。
Kafubanta_right

左を見るとこんな。

Kafubanta_left
眼下に見える砂浜は「ぬちの浜」(明らかにぬちまーすが命名していると思われるが…)と呼ばれているそうな。

ここは両側が崖に囲まれていて人が入れないし、しかも潮が引いても潮溜まりができて潮位があまり変わらないので、ウミガメが産卵に来るそうな。Kafubanta_nuchinohama
しかし、浜の上に見える岩の囲いみたいなものは何かなぁ?
どう見ても自然にできたものじゃないよねぇ。
グスク(城)でもあったのかねぇ。
でも、宮城島にグスクなんて聞いたことないし…。

そう思って工場に戻って聞いてみたら、「石灰岩を取っていた場所だって聞いた気がします」だって。
なるほど、思ったより色気はなかったな。

なんにしてもここ、思ったより楽しかったです。
工場も景色も。
なかなかオススメ。

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宮城島のぬちまーす、工場見学編。

「海中道路を渡った宮城島にぬちまーすの工場があるから行こう」と女房が言うので来てみた。
宮城島には何度か来ていて、沖縄らしい風景が見れる私のお気に入りなのだがそんな工場があることは知らなかった。
なんでも4年前にできたらしい。
でも4年前ならそれから何度も宮城島には来てるな…。

さて、まずは工場の見学。
まぁ、見学と言っても中の様子を外から見るだけなのだが。
ここの塩作りは、海水を霧状に拡散させて水分を蒸発させる方法。
これを部屋の中でやるので、部屋中に塩の結晶が雪のようにくっついている。
京浜急行の電車は車体に赤い塗料を霧状に吹きかけるので部屋中が真っ赤なのだが、それの反対だ。
…よけいわかんなくなったな。

それを丁寧に検品している。
しかも人の手で目検をしているのだ。
ここで働いているのは地元の人でおもにおばちゃんだそうな。
工場は元々ここから橋を渡った本島側にある旧具志川市栄野比(現在は宮城島と同じうるま市)にあったのでうるま市の人が多いそうだ。(ちなみに宮城島は旧与那城町)
失礼な言い方ではあるが、高度な技術は必要としないようだ。
とゆうことは逆に、地元のおばちゃんが働ける機会が増えるってことだ。
なんにしてもこのあまり何もない島で雇用を生み出す地場産業のお手本みたいな感じだ。
似たような地域では多いに見習うべきだ、と感心した。

さて、ぬちまーすは沖縄の塩の中でもかなり有名なブランド。
なんせ、私が知っているくらいだから。
「ぬち」が「いのち」で、「まーす」が塩。
文字通り命の塩なのだ。
塩の成分を示す塩化ナトリウムの含有率は73%だって。
73%?
スゴい数字だな、これ。
とゆうことは、塩化ナトリウム以外の27%はミネラルってことだ。
確か、以前にどこかの塩田で見たときに80%前半だったような気がする。
海水を空中に拡散させることで、含まれている成分を残さず塩にできるってことなのかな?
なんにしてもビックリ。

その後、お土産の塩を買って、お隣にあるレストランへ。
オススメはぬちまーすを使ったスーチカーのランチ。
スーチカーとは豚肉の塩漬けのこと。
この塩でスーチカー作ったらうまかんべなぁ、とは思ったのだが、なんせ朝飯食ったばっかで入るに入らなかったので、紫芋の杏仁豆腐と、塩大福を注文。
Nuchimaasu_dessert
杏仁豆腐はね、食感が杏仁豆腐ってゆうよりタイのデザートのカノムモーケンに似てるよ。
味は杏仁豆腐…な感じもする。
いや、杏仁豆腐なの。
でも、芋が入っているから新しいデザートになってるの。
いい意味で杏仁豆腐ではないね。
塩大福もおいしかった。
中身は白餡だと思うんだけど、海の色に着色してあるの。
沖縄で食べるとコレが案外と自然なんだな。
この塩大福はお土産でも買えるので興味のある方はぜひ。

さて、この工場。
敷地内にいろいろあるみたいなので見て回るとしよう。

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2011年10月 9日 (日)

年に一度の骨休み。

今日から4日間ほど帰省してきます。
東京生まれの東京育ちの私がどこに帰省するかって?
決まってるじゃないですか、沖縄ですよ。

この日のためだけに贅沢を惜しみ、買い物を控え、飲みにも行かずひたすらダイエットに励んでいるのですからたまには自分にご褒美があってもいいじゃないですか!
え?
どうですか?
ダメですか??
…って誰に力説してんだか。

今回も今まで言ったことがない場所をピックアップしてお伝えします。
お楽しみに〜。

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2010年10月27日 (水)

しびれたぜ!

空港への帰り道、恩納村を通りかかったところで女房が言いました。
「あたし、ここで買ったストラップ壊れちゃってんだ。直してくれるかな?」
さぁ、寄って聞いてみたら?

ここは琉球工芸村という琉球ガラスのお土産物屋さんで、製作体験もできます。
考えてみれば、渋谷の東急百貨店の沖縄物産展でここのトンボ玉やガラス製のシーサーを見て「沖縄に行ってみたいなぁ」と思ったのが沖縄に毎年来ることになったきっかけでした。
そう考えれば、このお店は沖縄へのきっかけを作ってくれた恩人なのかもしれません。

中に入って早速聞いてみました。
すみません、この女がいけ図々しいことをお願いしたいんですが、ええ、結び目がほどけちゃってましてね。
そしたら、対応してくれたおば様が、「じゃあ…」ってストラップを切っちゃったんですよ!
ええ???
そう思っていたら「すぐ直しますから待っててくださいね」と。
どうやらトンボ玉以外の紐の部分を全部取り替えてくれるようなのです。
わたしゃ、ほどけた部分をボンド付けしてくれる程度のものだとばかり…。

そしたら、職人さんがすぐに紐を換えてくださいました。
いや、ここまでしてもらったら申し訳ないでしょ?
「いいえ、ずっと大事に使ってもらえることが喜びですから。」
素晴らしい!!
感動してしまいましたよ。
ここまでしてもらって意気に感じなかったら江戸っ子の名折れでしょ!
私の男がすたるってモンです。
私、思わずその場で自分の分のトンボ玉のストラップ、買っちゃいましたよ。

「またほどけちゃったときはいつでも寄ってくださいね。」
おば様は優しくおっしゃってくださいました。
東京からですから、いつでもってワケにはいかないですが。

もう、このお店にも、沖縄の人にもしびれちゃいましたよ。
このお店がきっかけで沖縄に来るようになってよかったなぁ、って改めて思いました。
そのお話を差し上げたら「その話、スタッフのみんなにしてあげたら喜ぶと思います!」って言ってくださいました。
私でお役に立てることでしたらぜひしてあげてください。

ちょくちょくってワケにはいかないですが、沖縄に行ったときにはまた寄らせていただきます。
ありがとうございました〜。

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最終日の寂しさや。

さて沖縄最終日です。
いつものことですが、あっとゆう間に過ぎてしまいました。
明日からまた世間に揉まれると思うとガッカリします。

まぁでも東京で愛犬のピノコちゃんも待ってることだし、帰りましょうかね。
いい子にしてるかしら?

今日は朝から雨です。
海もザブンザブンです。
飛行機は飛ぶでしょう。
沖縄の飛行機は強いから。
でも揺れるだろうなぁ。
え〜ん。

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2010年10月25日 (月)

地震に自信あり?

ホテルでニュースを見ていたら、ニュース速報が入りました。
見てみたら地震速報でした。
「インドネシア付近で地震がありました。」
へ?
沖縄ではこんな場所の地震速報も入るの?
あ、津波の可能性があるからか。
ちなみに日本への津波の可能性はないそうです。
よかったよかった。

<追記! 翌日21時>
この地震けっこう大きかったらしく、地元インドネシアでは津波で30人を超える方が亡くなっているそうです。
確かに日本への津波の被害はありませんが…。
沖縄ではいつでも海外の津波情報をやっているわけではないのですね。
犠牲者のご冥福をお祈りいたします。

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2010年10月23日 (土)

沖縄の秋らしさ。

沖縄には電車がありません。
モノレールは那覇市内にだけ走ってます。
なので公共交通機関としてはバスが主力なのですが、電車がない分ものすごい台数のバスが走ってます。
その様子ときたら、まるで新玉川線開業前の世田谷区内のようです。
あ、ゴメンなさい。
例えがわかりづらいですね。
しかし、その複雑さゆえ、土地勘のない旅行者には利用しづらくなっています。
なので、移動の足にタクシーは必需品です。
東京と比べたら沖縄のタクシーは安いしね。

そんで、タクシーに乗ってたらラジオで「もう沖縄もすっかり秋らしくなって…」なんて言ってるんですよ。
え?
どこが?
だってこの時間でも、たぶん表はまだ30度あるよ。

でもこの「秋らしく発言」。
那覇空港で飛行機を降りた時にもテレビで同じようなことを言ってました。
なんでか。
考えてみました。

沖縄の人は基本的に陽が落ちてから遊びに行くんですね。
昼間じゃ暑くてやってらんないから。
確かに夜は涼しくなったのかもしれません。
気温は暑くムシムシしてても雲は秋の雲ですし、今日の満月も見事です。
こんな所も沖縄の不思議な所なのかもしれませんね。

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うちなんちゅーじゃないのにね。

私、東京のデパートで行われる「沖縄物産展」に行くと、2回ぐらいは必ず「お兄さん、沖縄の人?」と沖縄の方にそう聞かれます。
もちろん東京生まれの東京育ちです。
そしたら、以前に沖縄でかなりの年配の方に道を尋ねられました。
ううむ。

今回も国際通りを歩いていたら、道を尋ねられ、明らかに地元民向けのチラシをもらい、観光客に声をかけているお土産屋さんのお兄ちゃんにはスルーされました。
ううむ。

やっぱり、私ってばうちなー顔なのかしら?と思いながらホテルにチェックインしてビックリ。
なんとフロントにいるお兄さんが私の弟にソックリではないですか。
身長は191センチあるそうで、弟はそこまで大きくありませんが、5センチくらいしか違いません。
案外とうちなー顔なのは私だけだはなく、家系なのかもしれませんね。

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どうせ閑散期さ。

ビンボーな我々は観光のオフシーズン、いわゆる閑散期に沖縄に来ます。
なぜなら飛行機が格段に安いから。
レンタカーも安いし、うまくいけば宿も安いところが見つかります。

そんな時期なので、沖縄は修学旅行シーズンです。
空港も修学旅行の学生さんたちでごった返しています。
いいよいいよ、いつものことさ。
君たちと同じような場所には、僕らたぶん行かないから。
大丈夫。
なにが?

まぁ、沖縄も結構来てますからね。
今まで行ったことのない場所を記事にしたいと思います。
でも、普通行ったことのない場所に行くモンか。
じゃあたぶん記事の数は変わりません。
じゃあそれならいいじゃん。

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いざ沖縄じゃ!

おビンボーな我が家が、それこそ爪に火を灯す思いで毎年続けていることがあります。
それは沖縄に旅行に行くこと。

いやぁもう朝からゲロゲロですよ。
二度と酒なんか飲まねぇ、と3967回目のムダな決意をし出発です。
愛犬ピノコちんはお留守番。
連れて行っても一緒に泊まれる宿がないのです。
5日間も離れるのは初めてです。
ちょっと心配です。

それと今回はお義母さんを連れて行きます。
ずっと沖縄にいきたがっていたお義母さん。
今回は色んなところに少しずつ散骨してきたいと思います。

さてピノコも預け無事に空港に到着。
ここって来るたびに景色が変わるよな…国際線ターミナルができたから当たり前か。
いつもながら田舎モン丸出しです。

さて飛行機に搭乗しいよいよ離陸です。
今回はやたらと滑走路を走ります。
そんなに人をハラハラさせて楽しいか!
と思ったら、川を越えたらしい(女房談)ので新しい滑走路を使ったようです。
そういえば舗装がキレイだった気がします。

そんじゃあとりあえず行ってきまーす。
予報では天気はイマイチだったけど、現在の沖縄は晴れてるようです。
しかも、気温が30度あるみたいですよ、ええ。

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