2012年4月21日 (土)

東北を支援しようとゆう気持ちが一切感じられないのだが。

先日、義母の法事で信州に行った時に、高速道路にバナー(横断幕)が出ていた。
「東日本大震災による東北地方の無料措置につきましては、平成24年3月31日をもって終了しました。」
あー、これって常磐道の水戸インターで一旦降りて乗り直すトラックが多くて問題になってたヤツだろ?
「…とおちゃん、それは去年の3月31日の話だよ」と女房。
あ、そうだっけ?

「東北への高速料金が無料になってたんじゃなかったっけ?」
確かにネットで調べてみたら、「※東北地方の無料措置(被災地支援・観光振興及び避難者支援)は平成24年3月31日(土)に終了しました。」と書いてある。
ん?
ってことは、観光客の高速料金が無料なのも終わっちゃったってこと?
よくわからないのだが、なぜこのタイミングなんだろう?
だって、例えば東京の人間がクルマで雪深い東北に出かけると思うか?
この時期になって、やっと雪もなくなったから東北に旅行に行こうか、ってなるんじゃないのか?

いったい誰が決めたのか?
高速道路会社か?
政府か?
高速道路会社なら利用者のニーズを把握していないってことだな。
でも、無料になれば国から補助が出るんだろうから、決めたのは政府なんだろうな。
また民主党か…。
もう、こんなの無為無策の最たるモノだ。
タイミングが悪すぎるし、今やる必要はない。
本当に復興に力を貸す気があるんだろうか?
このタイミングで無料化を打ち切る決定をした人間に「なんで?」って聞いてみたいモンだ。
少なくとも私なら高速料金が無料なら、「よっしゃ!東北に行ってお金を落としてくるか!」って思うけど、高速料金が何万もかかるならちょっと二の足を踏んでしまう。

そりゃね、無料であることを悪用するヤツとか、その尻馬に乗るヤツはいると思う。
でもね、それって一部でしょ?
全体の利益を考えれば大した問題じゃないと思うんだよな。
以前の制度はトラックが悪用してたけど、それだって東北にモノを運ぶトラックなら結局東北の物流が潤うわけだから、それはそれでいい気がする。

高速料金が有料でも無料でも、東北で落としたお金は東北の人のモノになる。
高速料金が有料なのと無料なの、どっちの方が東北にお金が落ちやすいか、こんなの聞くまでもないだろう。
だって、高速料金が無料でも、高速道路会社には国から補助金が出るんでしょうが。
それとも、「その補助金も税金じゃん」って考えてんのかな?

違うんだって。
東北の被災者の皆さんに対しては、一時的に非課税になる政策取ってんでしょ?(ゴメン、コレ裏とってないんだけど、さすがに無能な政府でもこの位はしてるよねぇ?)
そもそも、復興できなくて所得がなければ税金だって払えないし、収入がないから払う必要もない。
なんにしても、国や自治体に税収は入らない。
だから、復興を助けて、被災者が自活できるようにして、その結果として税金が入ってくる…って考え方でないとこの先日本は立ち行かなくなるよ。
これが被災者だけじゃなくて元々日本国民が安定して生活して行ける仕組みなんだから。
目先のことも大事だけど、そのちょっと先のことも大事なんだって。
その程度の先のことを見通せないと困っちゃうし、それをするのが政治ってモンでしょうが。

…なんてエラそうなことを言ってますが、別に選挙に打って出ようなんて考えてませんからね。
当たり前か。

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2011年9月18日 (日)

火を見るより明らかとはこのこったい。

今日は、「やっぱね」ってことをご紹介。

先日、東名高速に乗ったんですけどね。
海老名のSAでこんなポスターを見かけました。
Ohashijct1

「大橋JCTカーブ連続横転事故多発」。

ほらね、だから言ったでしょ。
このジャンクションね、タダモノじゃないのよ。
普通の高速とかインターとかジャンクションと同じに考えちゃダメ。

この記事を読んでいる方が想像してるのの2倍は傾斜がキツいし、3倍はカーブがキツい。
しかもループの部分は正円ではなく楕円なので、ハンドルを一定に切っていれば通過できるワケじゃない。
特に下って行く方向は危険がいっぱいなのです。

私は、「そこまでしてんの?」って言われるかもしれないけど、セカンドに落として最大級のエンジンブレーキを効かせながら、それこそ制限の40キロぐらいで通ってます。
それでもここは怖いです。

このジャンクション、開通当時は危険を知らせる注意書きがほとんどなくて、「大丈夫かいな?」と思ってたんですが、さすがに最近では壁に大きく「横転事故多発、速度落とせ」って書くようになりました。
私は、「いかにも日本人」ってゆうような大きなお世話のオーバーな注意書きは好きではありませんが、ここは特別です。
もっと表示した方がいいと思ってます。
だって、けっこう飛ばすクルマもいるし、トラックでも「アホか?」ってゆうようなスピードで走るのもいます。

この大橋ジャンクションと中央環状線ができたおかげで、我が家から大宮や5号線、6号線方面の常磐道や東北道を利用するのは飛躍的に便利になりました。
この恩恵は私以外でも同じでしょう。
だからこそ、安全に走行して欲しいな、と思います。

ちなみに、我が家のカーナビで見ると、大橋ジャンクションはこんな風に見えます。

Ohashijct2

まあ、大変なことになってます。
これは道路が順調なときの表示なのでおとなしめですが、コレが渋滞すると真っ赤な表示になってえらいこっちゃです。

ところで、話はぜんぜん違うんですけどね。
うちのカーナビはアルパイン製なんですけど、ジャンル別にお店を探したり表示したりする機能がついてます。
だいたいどのカーナビでもこの機能はあると思うのですが。
ファーストフードって指定すると探してくれます。
その中には吉野家や松屋、なか卯といった牛丼屋さんも探してくれるのですが、なぜか「すき家」だけは探してくれないのです。
なんででしょう?
カーナビがみんなそうなのか。
アルパイン製のカーナビがそうなのか?
この機種だけなのか?
うちのカーナビだけなのか?
なんとも不思議です。
ま、あんまり困んないんですけどね。

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2011年8月 1日 (月)

用もないのに…はいつものことだ。

女房がたくさんの手紙を手に「懐かしいなぁ」と言っています。
何かと思ったら、子どもの頃にいとこにもらった手紙なんだそうです。
女房のおじさん一家は転勤族で、けっこうあっとこっち引っ越しています。
その手紙は前橋に住んでいた頃のものだそうです。

「前橋にはさぁ、何回か遊びに行ったことあって、近くの水道局のツツジがキレイなんだよねぇ。」
確かにその前橋のツツジが有名なのは、以前にニュースで見たことがあります。
「近くに神社があって、そこのブランコでよく遊んだんだぁ。」
へぇ。
「あそこって今どうなってるのかなぁ?」
…さぁ?
「見たい。」
…はぁ。
「行こう。」
…はい。

ということで、特段何の用もないのに前橋まで行ってきました。
ナビというのは、大変便利なもので住所さえ入れればちゃんと案内してくれます。
当時の住所は20年以上前のもの。
地番なので、住居表示が実施されていれば住所が変わっているのでナビに入れても分からないのですが、幸い当時のままのようでナビでちゃんと案内が出ました。

迷うことなく現地に到着。
「わぁ!変わってないよ!懐かしい!」と女房は満足した様子です。
ですが、当然のごとく私は当時のことを知らないので共感できません。
ふーん、って感じです。
まぁ、でも女房が満足したからいいか、と。

なんせ前橋ですからね。
来る時は高速で来たんです。
でも節約のため、帰りは当然一般道です。
ナビに自宅を入れて、「一般道で帰る」を入れるとちゃんと案内がしてくれます。
いやぁ、ナビってホント便利。

しばらく走ってみるのですが、群馬県内は道路の案内も「関越のインターあっち」って出てきます。
途中太田で晩飯ついでに休憩。
愛犬ピノコは、涼しいし車の中でお留守番させていたのですが、店に入った途端半端じゃない雨とカミナリ。
そういえば群馬県はカミナリの名所だったことを思い出しました。
普通のイヌは大抵カミナリが苦手ですが、うちのピノコもカミナリが大の苦手。
クルマに戻った途端、「ぴのこをひとりにしてどこにいってたちゃん!こわかったちゃん!」と怒られてしまいました。
ゴメンね、ピノコ。

そんでしばらく走って、やっと埼玉県内に入りました。
ここからは関越道が一般道から離れます。
ナビは自宅までどう案内するのか、と思い「一般道で帰る」から「推奨ルート」に切り替えてみました。
すると「与野から首都高」と。
おいおい、ここってまだ妻沼だぜ。
花園だって羽生だって埼玉県には関越のインターはあるだろうに与野まで一般道とは…。
でも、我が家の「ケチだからしばらく行ってから高速に乗るパターン」ナビも理解してくれているのかもしれません。

さらに走ってようやく与野まで来ました。
ここはおじさん一家が現在住んでいる場所の近くです。
遊びに来た時も首都高を使うのですが、首都高埼玉線は美女木まで400円が別にかかるのでその先から首都高に乗ることが多いのです。
でも、前橋から高速に乗るよりはかなり安いですし、それよりもピノコの様子がヘン。
「ぴ、ぴのこうんちょっちょしたいちゃん…。」
ピノコは以前は外でオシッコもできない子で、それでも今はするようになったのですが、今でもウンチはなかなかできません。
「ぴのこはせれぶなれでぃだからおそとでうんちょっちょなんてできないちゃん!」
なので、今日は迷うことなく与野から首都高に乗っちゃいました。

帰宅後、ピノコは脇目も振らずハウスに直行しブリブリ…。
よかったね。

そして女房が言いました。
「おじちゃんちは前橋の前は水戸に住んでたんだよね。」
気のせいか、また何の用もないのに水戸に行く予感がビンビンしてます。
ハイ。

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2011年7月31日 (日)

ナビの効用。

実は我が家、生意気にもクルマを買い換えました。
半年ほど前のことなんですけどね。
このブログにも書こうかな、って思ってたんだけど、書くタイミングを逸してしまっていました。
なんで買い換えたか。
走行距離が10万キロを突破したため、車検代が信じられない金額だったからです。
そしたら女房が「買い換えていいよ」って。
言うまでもなく我が家でのすべての決定権は当然女房にあります。

新車は三菱のRVR。
またしても三菱です。
小学校からの親友あ坊が三菱に勤めているからで、逆に言うと三菱以外のクルマは許されません。

今回の新車購入に関して、女房にお願いしたこと。
我が家もナビをつけよう。

私は普段はナビは必要としません。
都内やその周辺ならまず地図はなくても大丈夫です。
必要なのは渋滞情報と、ちょっと遠出したときです。
時間をムダにするのがキライな上に、情報を知らないことは負けだとゆうとんでもない思い込みがあるため、抜け道なんかを知りたいのです。

ナビをつけてみてわかったのは、「やっぱり都内では私には必要ないかな」ってこと。
だいたい案内に逆らって違う道を行くことが多いです。
でも、意外な抜け道を教えてくれたり、リアルタイムに周辺の道路情報を確認できるのでメリットとしては大きいですね。
紙の地図ではこうは行きません。

あとは、だいたいの予想到着時刻を教えてくれることも大きなメリットですね。
ナビをつける以前は帰りが深夜の2時3時になることはザラでしたが、その回数は減っているような気がしています。
でも、それはナビ云々が原因ではないような気がするのですが。

なんで今更こんな記事を書くかとゆうと、明日の記事につながる伏線であるからです。
では、明日の記事を楽しみのココロだ!
…そんな大げさにハードル上げちゃっていいのか?

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2010年12月30日 (木)

甲州街道、完全走破大作戦!

私が以前からやってみたかったこと。それはお江戸日本橋から始まる五街道のひとつである甲州街道を終点からたどってみることです。
以前に東京側から走って行ったことがあるんですが、そのときは甲州街道の最後の宿場は下諏訪宿というのがわかって、あまりの遠さに甲府付近で挫折したのです。
なので、軽井沢から帰るのに反対方向から帰るんであれば、ぜひとも以前からの念願を達成したかったのです。

しかも、今日は高速道路が1000円均一ではない平日です。
高速道路に乗る距離はなるべく短くしたい。
せめて1000円くらいだな。
そう思って調べてみると、ETC割引を含めた料金で更埴から諏訪までがだいたい1000円くらいということが分かりました。
じゃあ、ってことで更埴までは一般道で行くことにしました。

しばらくは雪もなく順調だったのですが…。
上田市に入る頃に少しずつ雪が降り始めました。
わさーっ!という感じではないのですが、うっすら白くなってきました。
雪の碓氷峠を避けるためにこちらに来たのに、こっちで降られるとは何とも皮肉です。
それと同時に、女房の実家のある長野市にはエラい雪が降るじゃないか、何も雪は軽井沢だけに降るんじゃないんだ、と自分に問いたもうしてしまいました。

それでも、特に問題なく更埴インターまでたどり着き、長野自動車道に乗りました。
そしたら、「更埴~豊科 降雪注意」の文字が。

…そうだ。
来るときに調べたらこれ出てたじゃないか。
豊科?
通らないじゃん、ノープロブレムじゃん。
そんなことを思っていたので、ここまで完全ノーマークだったのです。
…バカ、バカ、バカ、ワシのバカ。

でもチェーン規制は出ていません。
急ぐ旅でもなし、のんびりと走って行けば大丈夫でしょう。
それに北から南へ走って行くワケですからそのうち雪もやむでしょう。

…そしたら、ぜんぜんやまねーんでやんの。
走れど走れど雪降りやまず。
でも、道路がうっすら白くなる程度なので大丈夫なのかな?とも思うんですが危ないのは路面凍結。
軟弱な都会のバカが、調子に乗って走って行ったら痛い目に遭うことは火を見るより明らかなのでやっぱり慎重に行くことにしました。
結局、岡谷から中央自動車道に入り、諏訪湖で晩ご飯を食べることにしたんですが、ここまでしっかり雪は降り続いていました。

さ、さぶい!!

さて、諏訪インターで降りて甲州街道の起点を探します。
正確に言うと国道20号の起点です。
あ、終点かな?
終点と呼びましょうか。

国道20号はすぐに見つかりましたが、東京と反対側に走っても終点は見えてきません。
「ホントにここらであってんの?」
女房が聞いてきます。
だって、甲州街道の最後の宿場は下諏訪だもん。
もし諏訪市じゃなくても隣の下諏訪町にはあるはずだよ。
「ひとつお聞きしますが、甲州街道と国道20号っていうのはイコールなんですか?」
…はい?
「この地図を見ますと、国道20号の街道名が『中山道』になってるようですが、甲州街道の終点は下諏訪でも、国道20号の終点はもっと先ではないのですか?」
…え?
慌てて地図を見てみると、果たしてその通りで、国道20号は諏訪市から下諏訪町、岡谷市を抜け、塩尻市内で塩尻峠を越えたところに終点があるようです。
終点かは分かりませんが、この交差点の先は国道19号になっています。
あうち!
しかもすぐそばの塩尻インターはさっき通って来たところです。
さらにあうち!
距離的にはクルマで20分というところでしょうか。

「もう、こっから帰っちゃえば?」
女房が言います。
しかしだ!
ここまで来て終点を見ないのではあとで後悔するじゃないか!
終点から通ってくるのが正しいあり方ではないか!
あとで誰かに話をするときに「甲州街道全部通って来たことあるんだぁ。…終点から20分以外の場所は。」って言うのか!
年を取ったときに「ああ、なぜあのとき塩尻で終点を見なかったのか…」後悔しても遅いんだ!
やらないで後悔するより、やって後悔したいんだ!
そうは思わんかね?
え?
「全然。」
女房即答。

…あの、いや、ね、ほら、確かにそうは思うんですけどここはひとつつきあってくださいよ。
ガソリン代自分で出しますから。
まぁ、あのこんな男とメオトになったことが運のツキだと思って諦めていただいて…。
でも、軽井沢に来たのはお前の用足しだからこんなに私が卑屈になることもないんだけどな…ということは言えず、でもなんとか押し切って国道20号の終点に着きました。

ここは非常に親切で「国道20号 終点」という看板が立っています。

街道マニアとしてはこうゆう看板が出ていてくれると非常に助かります。
場所によってはものすごく飛んだ場所から続きがあるような道路もありますからね。
この写真の撮影は女房にお任せしたのですが、「うおーきれーに撮れねーぜ!ちょっくら行ってくるぜ!」と張り切って撮影して来てくれました。
この人も最初に興味がなくても、巻き込まれて興が乗ってくると張り切ってくれるのよね。
さすがO型。

ちなみにこの時間の塩尻峠の気温は氷点下3度。

やはりこの時間になると軽井沢よりも気温は下がりますなぁ。
ちなみに「この時間」というのは午後10時です。
これから一般道だけを使って東京まで帰るってゆうんですからまさに無謀です。
果たして自宅には何時に着くのでしょうか?

道路というゆうのはですね、実はあまり代わり映えのしないものなのです。
そりゃそうです。
だいたい舗装されていて、クルマが通っているのが道路であり国道なのですから。
ただ、この辺りは同じ甲州街道でも新宿のような広い道ではなく片側1車線の対面通行です。
この辺の変化は面白いですね。

先ほど通って来た岡谷市、下諏訪町、諏訪市を抜け、やっと本格的に東京方面に帰り始めます。
次は茅野市。
そこから富士見町に入ります。
この辺りは比較的山道です。
しかし、それにしても長野県というのはデカイです。
軽井沢からここまで来てもまだ長野県なのですから。

こりゃあ山梨県に入るにはまだまだかなぁ、なんて思っていたらけっこうアッサリと山梨県北杜市に入りました。
ここは昔は小淵沢町と呼ばれていたところですね。
北杜市なんて言われてもよくわかりません。

それから韮崎市に入り、甲斐市に入ります。
そしてこれも比較的アッサリと甲府市に入り、そして抜け、笛吹市、甲州市と抜けます。
この辺りからはまた山道になり、かなりのカーブの連続があったあと、圧巻の笹子トンネルを通ります。
このトンネルを通るたびに先人の苦労に敬服せざるを得ません。
今度はぜひ旧道を通って笹子峠越えを果たしたいと思います。

それにしても…。
北杜市とか甲斐市とか笛吹市とか甲州市とか…。
私も山梨にゆかりのある人間ですが、どこのことなのかさっぱり分かりません。
もう少しなんとかならないんですかね。
合併の際に一番揉めるのは市の名前ということは重々承知の上なんですが。

笹子トンネルを抜けると、少し大きな大月市の大月駅前を越え、ここからは上野原市。
また、山道が続いています。
助手席ではいつの間にやら女房殿が爆睡中。
ま、いっか。

そして、上野原市を抜けるとようやく神奈川県です。
相模原市に入ります。
…どこが相模原市じゃい。
ここは合併前まで藤野町と相模湖町と呼ばれていたところです。
相模原市というのはかなり大きく、合併後は政令指定都市に移行しこのあたりはまとめて相模原市緑区と呼ばれています。
ただ、相模原市の中心部とはかなり差があります。
いいとこですけどね。

そしたら、女房が起きました。
「いまどこ?」
もう神奈川県に入ったよ。
「中央道次のインターどこ?」
相模湖。
「どっから高速乗るの?」
以前来たときに挫折したところを確認したら次のインターから乗ろうと思ってたんだけどね、結局どこだか分かんなかったんだよね。
「高速代、いくらしそう?」
時計を見たら2時近く。
0時から4時までは、平日でもETC割引でで半額になります。
相模湖から八王子までは1区間だから500円くらいかな。
八王子からは別料金で600円で、合計1100円の半額で550円くらいかと。
「この先って大垂水峠越えるんでしょ?効率悪い。高速のってよし。」
へーい。
とここは素直に高速に乗ることにしちゃいました。
ま、ここから先はしょっちゅうクルマで来てますから意地になって一般道で帰ることもないかと。

中央道に乗り、小仏トンネルを出ると東京都八王子市です。
我が家までもそう遠くはありません。

そしたら、東京都に入ってすぐの山の隙間から大きな三日月が見えました。
それが、今まで見たこともないような大きさで、それが真っ赤なのです。
血の滴るような…までは行きませんが異様な色です。
女房も「うわ!すげー!」とビックリしています。
美大を出ていらっしゃる色の専門家、あれは、何色って表現する?
「んー…、柿?」

は?
柿?
なんか、「血の滴るような赤い月が…」といえばおぞましさが伝わりますが、「柿のような…」って言ったらなんだか美味しそうです。
やはりこの人には美術の才能はたくさんあっても、国語の才能は少ないようです。
そうですね…例えるなら「炎のように燃える月」ってところでしょうかね。
悪魔が降りてきそうな月でした。

でも、しばらく走った再び見えた月は普通の大きさで、色もこれまた普通の黄色でした。
月とゆうのはいろいろな大きさに見えたりするのですが、科学的にいってもそれは気のせいでどう考えても同じ大きさでしか見えないそうなのです。
理屈からしたら確かにそうなんでしょうけど、なんだか不思議な気がしますね。
なんだったんだろうね、と女房と話していたら、これまた後部座席のハウスの中で爆睡していたはずの愛犬ピノコがいつの間にか起きています。
「さっきのおつきさま、とまとみたいでおいしそうだったちゃん!」
いいねぇ、お前さんは幸せで。

そんなこんなで、そのまま無事に家にたどり着きました。
時間は2時半。
まあ、順当なところじゃないですか?
前から気になっていた甲州街道も走破したので、今度はどこにしようか考えたいと思います。
この考えてるのが一番楽しい時間なんですよね、ええ。

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2010年5月 1日 (土)

あかさたな、たかさかなサービスエリア。

今日から5月。
虫歯の治療中で、あれだけ先生に「ダメですよ」って言われたのに。
ああ、それなのに。
それをスッカリ忘れ、ついガムを噛んだら詰めてあったクスリが取れてしまい、歯にボッコリ穴が開いてる管理人です。
連休中、なにもないといいんですが…。

今日から5月ということは当たり前ながら今日は5月1日、メーデーです。
Mayday!Mayday!…って救難信号じゃないですよ。
労働者の祭典の方です。
以前から私は今日は祝日にすればいいと主張しています。
そうすれば祝日に挟まれた前後の4月30日と5月2日が自動的に国民の休日になって夢の7連休になるからです。

さて、わが家は義母が先日天国に旅立ったばかりであまり余裕もなくゴールデンウイークを迎えました。
あれからおばあちゃんがずっといてくれたのですが、今日帰ることになったので長野まで送っていくことにしました。
まだ10日くらいしか経ってないからね。
ひとりで帰すのはどうも不安でね…。

いつもどおりクルマで送っていくわけですが、連休の煽りを受けて早くも関越自動車道は花園インターを先頭に18キロ渋滞という情報です。
ま、ノンビリ行こうや。

私と女房だけなら関越をすっ飛ばして、休憩も採らずに長野までノンストップなのですが、今日は休み休み行くことにしました。
おばあちゃんはあまりクルマが得意じゃないのです。

なのでとりあえず高坂サービスエリアで休憩することにしました。
下りの高坂なんかで休憩するなんて初めてかも知れません。

ここにはドッグランが設置されています。
最近高速に多いですよね。
だからなのか、ここ高坂サービスエリアにはワンコがやたらとウヨウヨいます。
もちろん愛犬のピノコも一緒なので様子を見てみることにしました。

ドッグラン初体験のピノコちゃん。
比較的空いていて、しかもほかのワンコはみんなリードを付けたままいます。
これがドッグランのあるべき状態かは疑問ですが、ビギナー中のビギナーであるうちのムスメには理想的です。

早速、女房に連れられてドッグランに入ったのですが…。
入ったところからジッとほとんど動きません。
「ぴのこはせれぶだからそんなにはしゃがないちゃん。」
いや、はしゃいじゃっていいんだって、ピノコ。

そのうちワンコが少しずつ増えてきて、ピノコに挨拶に来てくれる子もいたのですが、なんせワンコが苦手なピノコちゃん、逃げ回ります。
うーん、社会性は身に付けさせたつもりなんだけどなぁ。

結局、ドッグランをまったく楽しんでいない様子だったので早々に退散しました。
ピノコのイヌ嫌いにも困ったもんです。

さ、じゃあ長野に向かって出発しますか。

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2010年4月12日 (月)

世田谷区内渋滞緩和案。

世田谷区には東京でも指折りの混雑路線として知られる環状8号線、通称「環八通り」が通っています。
特に混雑するのが国道246号線、通称「玉川通り」「にいよんろく」と交差する瀬田交差点付近。

実はここは東名高速・首都高速3号線(この2つはつながっています)と第三京浜に挟まれた場所にあります。
この2本の高速は離れているので乗り換えるには環八通りを通らざるを得ません。
私、昔から思うんですけど、第三京浜を東名高速・首都高速3号線をつなげちゃえばいいのに…。
そうすれば渋滞も少しは緩和すると思うんですけどね。
首都高速から第三京浜に抜けるクルマはけっこういますよ。
やっぱり地元の人が反対してんのかな?
外環道が世田谷まで延びてくれば少しは現実味を帯びるのかしら?
でもそれもいつのことになるやら…。

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2010年4月 3日 (土)

環七のヒミツ。

東京に環状七号線という大きな道路がある。
通称「環七通り」と呼ばれている、東京の大動脈である。
環七、というくらいなので環状線は何本もあるわけで、環七をはじめ環八通りまで8本ある。
尤も、「環◯通り」と名前がつくのは「環七通り」と「環八通り」しかない。
あとは数の小さい順から内堀通り、外堀通り、外苑東通り、外苑西通り、明治通り、山手通りとそれぞれ独自の名前がついている。
ただ山手通りは「環六」と呼ぶ人がたまにいる。
ちなみに私もそのひとりである。

環七通りは文字通り都内を環状しているわけで、制限速度は全線40キロである…と思っていた。
実はそうではなくて足立区の新田一丁目を境に西側が40キロ、東側は50キロなんだそうである。
環七が制限速度40キロなのはよく覚えている。
大型免許を取りに行ったときに環八を時速40キロで走っていたら隣に乗っていた教官に「なんでもっとスピード上げないの?環八は60キロだよ」と突っ込まれたからである。
環七が40キロだから環八も40キロだと思い込んでいたのだ。

先日、そんな環七の時速制限を見直し案があると新聞が報じていた。
そもそも、環七の制限時速が違うのは自動車公害の真っただ中だった35年前に住宅の多かった西側の時速を10キロ下げたから、という経緯があるそうな。
当時はよっぽど声の大きな住民が住んでいたのだろう。

警察庁が全国の警察本部に対して、一般道の速度基準の見直しを一昨年の10月に通達したんだそうな。
実際にクルマが流れてる速度が制限速度を上回る道路が多いためで、原則30~60キロなのを、30~80キロの範囲で決められるようにしたんだと。
それを受けて、環七の制限速度も見直しに入っているようだ。

…え?
待ってよ、それってそうゆうことでいいの?
それって「赤信号みんなで渡れば怖くない」に近くないかい?
法もみんなが守らなければ悪法も法になっちゃう。
みんながスピード違反してるから制限速度を上げる…。
なんだか納得の行く理由であるようなないような。

とにかく、この通達を受けて環七の制限時速統一しよう、という動きがあるのは確かなようで、環七以外でも全国の警察本部が2011年までに調査して見直すんだそうである。

環七は実際に走ってみると、あんな大きな道路がまさか制限速度が40キロだとは思わずついついスピードが出ちゃうのは事実である。
50キロなどと言わずにいっそのこと60キロまで上げてもいいんじゃないか、とすら思う。

ちなみにウソかホントか試算では時速を50キロにすると、年間でおよそ3.3億円の経済効果が見込まれるらしい。
…ほんじゃあ早くやりゃあいいじゃんね。

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2010年3月27日 (土)

いよいよ明日開通!

あす28日の日曜日、午後4時に待ちに待った首都高速中央環状新宿線の西新宿ジャンクション~大橋ジャンクションが開通します!
Yamatetunnel_pre_1
これで3号渋谷線ともつながり、我が家のある三軒茶屋からは都心に出なくても4号新宿線、5号池袋線に出ることができるようになります。
特に5号線の先にある大宮にある女房のおじさんのうちまでは飛躍的な時間の短縮が図れるのではないかと期待しています。

明日は忙しいんだよ。
開通の式典にも呼ばれてるしさ。
…言っっってみてぇ~!!(←酔拳今泉風に。)
呼ばれてねぇ~。

写真は大橋ジャンクションですが、ここがふさがれているのも今日限り。
Yamatetunnel_pre_2
貴重な写真になるのではないかと助手席から女房に撮ってもらおうと用賀から首都高に乗ったら、まぁ混んでること!
おかげで陽が暮れちまったわい。

明日はなんの用もないけど早速乗ってきたいと思います。
こうして渋滞の増長に一役買うことになるのです。

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2010年1月28日 (木)

三軒茶屋の横断歩道のヒミツ…判明。

こないだ、「三軒茶屋の横断歩道が水はけを良くするために真ん中のシマシマ部分をカットした」って記事を書きましたね。
あれね、間違い。
なので撤回。
なんでかというと今日、そのヒミツが判明したから。

今日見たら横断歩道がこうなってました。
Sancha_zebra_2
わかるかな?
真ん中に敷かれているのは点字ブロックなのです。
なるほど…。
横断歩道に点字ブロックを敷くという発想はなかなか出ないな。
アイディアは大したもんです。

「黄色くなくちゃ見えないじゃん」とは女房のご意見。
いや、点字ブロックが必要な人は色は関係ないんじゃ…。
「見える人がわかりづらくない?」
これだけ見えりゃ充分だろ。
電車が来るわけじゃないんだから「黄色い線の内側に…」なんて言わなくていいわけだし。

というわけで、こないだの記事は「これから全国に点字ブロックのある横断歩道が普及して行くのかしら?」に訂正したいと思います。

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